リコーのGXRマウントユニットA12に戦前のコンタックスビオゴン21mmf4.5をつけてみた。
問題ない。ちゃんとシャッターが切れる。スーパーアンギュロンのつもりがいつのまにかビオゴンになっていた。どこぞの誰かがライカMマウントに改造したもの貸してもらった。GXRと銀色鏡胴との組み合わせは迫力がある。ズシッと重い。
肝心の画像はびっくりするほど普通だ。もっと周辺の色ムラが激しく出るんじゃないかと期待?していたのだがかなりちゃんと写る。設定は何もしていないが細部まできっちり写っていた。
ピントはフォーカスアシストというモノクロ輪郭強調モードと中心部の画像アップを併用するとかなり正確に合わせることができる。絞り込むとピントの山が見えづらくなるので絞りを開け気味で使うことが多くなる。
ビオゴンを開放で使うとちょっと滲んでいい感じ。久しぶりにテンションが上がるカメラだ。ワイドレンズもいいが、意外と40mmの明るいコシナ製レンズが合うかもしれない。
ピントを合わせる作業って写真を撮ってる気にさせてくれるものだ。