骨付き鶏の水炊き

どうやらアシIに風邪をうつしたようで、熱が出たと連絡があった。人にうつしたせいか僕のほうはほぼ回復。申し訳ない。

火曜水曜と家にいてずっと「ネバーエンディングストーリー」のDVDを見ていた。繰り返し繰り返しシーンごとに字幕と台詞を交互に見る。ゆっくり話しているし映像がきれいなので苦にならないところがいい。合間に「フルハウス」を見ると、こちらはマシンガントークだ。ミッシェルの笑顔にに救われる(笑)

火曜日リコーの新製品GXRが出た。発表会に行きたかったのだが残念。噂だけだと思っていたのに驚いた。交換レンズが増える予定があるそうだから気になる。33ミリマクロは相当自信があるようだ。個人的には70ミリ相当の明るいF1.4 クラスのレンズがあると面白いのにな。

一眼レフカメラ用に標準ズームレンズを使っている理由のひとつにテレ側70ミリの焦点距離を使えることがある。ポートレートからランドスケープ、テーブルトップまでなんでも使える自分にとって一番好きな焦点距離だ。

単焦点で70ミリ近辺があるのはライカM型の75ミリF1.4 だけ。一眼レフレンズだと見当たらない。60ミリでは短くて85ミリだと長すぎる。一時APSサイズのデジカメに50ミリを付けて使っていたのだが、今は2台ともフルサイズCCDなのでズームレンズに切り替えた。

GXRはAPSサイズなので50ミリF1.4 のレンズということになるわけだ。CCDとレンズを固定できるメリットはそのCCDにベストマッチなレンズを作れることにある。となれば既存の一眼レフカメラの性能を追い越す可能性は高い。

オリンパスE-P2も出たし、このサイズのカメラが面白くなってきた。そのうちフルサイズコンパクトも出るんじゃないか?たとえばシグマとか。フォビオンがフルサイズになったらかなり凄いことになるはず。無理か。でも「こうなったら凄い」はほとんど実現できてしまう世の中だから、絶対ないとは言えない。

写真表現の歴史はカメラと感剤の進化によって大きく変わっている。これまでもフィルムをその場で作る必要があった湿板から持ち運び可能な乾板へ。三脚が必要だったシートフィルムカメラから手持ち撮影が可能になったロールフィルムへ。モノクロからカラーへ。そしてフィルムからデジタルへ。撮影領域はそのつど劇的に広がり、表現も変わってきている。

フィルムは好きだから絶対残ってほしいけれどデジタルに進化するのは歴史的に見て当たり前のことだから素直に受け入れられる。むしろデジタル第一世代から使っているわけだから。