とうとうコニカミノルタが全ての写真事業からの撤退を発表した。写真関係者と会うと挨拶代わりにその話しになる。コニカミノルタギャラリーの存続が気になるところだ。http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0601/19/news047.html
京セラの撤退、ニコンも縮小、オリンパスも銀塩を止めている。残るペンタックスもいつまで続けるか分からない。
ライカがエルメスに見限られるのも時間の問題。ハッセルの雲行きもあやしい。
となると、フィルムカメラはキヤノン、フジ、そしてコシナということか。
皆そのことを嘆いているが、カメラなんてこれまでのものが中古で流通すればとりあえず問題はない。
フィルムもフジが作り続けると宣言しているから信用している。ディスコンの発表があったら専用冷蔵庫を買って保存すればいい。
レコードがCDになったからと言って音楽が変わることはなかった。写真だって変わることはない。
専門に写真を学ぶところで暗室が消えていく。デジタルに特化していくのは時代の流れだ。
これからの時代は新しくデジタルを使って作品を作る世代が登場してくるだろう。
オヤジはオヤジなりの写真を撮っていくのだよ。