江古田「キッチン洋包丁」のスタミナ焼き定食

月曜日は六本木ヒルズのレストラン「ロブション」でソムリエの撮影。火曜日はロックバンド「ジャンヌダルク」の撮影。

今日明日も撮影が入っていたのだが、急遽中止になってしまった。心は仕事モードなのに突然梯子をはずされたようで具合が悪くなる。

なので昨日のプリントをすませると、前々から気になっていた「ホテルハイビスカス」を渋谷の「シネマライズ」まで見に行く。監督の中江裕二は前作「ナビィの恋」で大ファンになった。

時間があったのでパルコギャラリーで岡本太郎写真展を見る。1960年前後の東北と沖縄。ちょうど僕が生まれた頃だ。「写真は偶然を捕らえて必然にする」という言葉があった。

映画は、始めのうち主人公の子どものキンキン声が気になったが、しだいに中江ワールドに引きずりこまれる。漫画の原作を下敷きにしたオムニバスの形で物語は進む。途中出てくる登川誠仁がたまらなくよかった。最後は気持ちよく話が終わる。原作本「ホテルハイビスカス」を買って帰る。

沖縄いいなあ。