トレーナー曰く、股関節を使えていない歩き方です

57歳になった。朝鏡を見るとき疲れていたりすると「ああ、歳をとったなあ」と感じることがおおくなってきた。

 

ついに同年代の友人との話題に血圧と血糖値が加わってきた。

 

香港に行く前に左ヒザが痛くなった。疲れがたまるといつも左側がわるくなる。2週間くらいで良くなったのだが、なんか気になる。

 

ご近所さんに近くの整形外科を教えてもらったので、痛みはないが一度診てもらうことにした。レントゲンの結果、ヒザは骨がガサガサになっているとのことだった。

 

「加齢の影響ですね、痛みが強いならヒアルロン酸を注射しますが、なければリハビリで周囲の筋肉をつけてください」

 

ということで57歳にしてリハビリ開始。リハビリというとなんだから、専属トレーナーをつけると考えることにした。

 

初回、トレーナーに体をチェックしてもらうと、右目が悪いことをすぐに指摘された。体の左半分で生きている状態なんだと。だから左側にだけ負担がかかる。

 

右半身の筋肉の低下が著しくて「生活大変でしょう」と心配されるが、生まれつき右目がわるいもんだからそのバランスで生きてきたので気にしたことなかった。

 

筋肉のハリがないらしく「不摂生な生活で、砂糖をたくさん摂っているでしょ」と言われるが、むしろ逆で、ジムにも行ってますと言うと驚かれてしまった。

 

もともと体質的に筋肉がつかないタチで、学生時代にけっこう運動していたときも上半身はヒョロヒョロだった。最近は、うかつに痩せると筋肉まで減ってしまうので気をつけている。

 

色々問題ありの体のようで、しばらく通って筋肉をつけ体の左右のバランスが良くなるようにトレーニングすることになった。

 

こういう体の性質だから今の自分の思考が形作られているわけで、もし筋肉モリモリだったら違う思考になっていたんだろうな。

 

体のバランスが良くなれば、考えかたのバランスも良くなるはず。

 

今年のテーマは「身体(しんたい)」。リハビリを通して体のことを考えてみるというか、感じてみることにする。