米沢から帰った後は、写真集「traverse」の再校があったり、「旅するカメラ3」の原稿入れがあったり。
「旅するカメラ3」の表紙はフォコマート2cに決まった。http://blog.livedoor.jp/gallery2c/?blog_id=1349266
販売は渋ったようだが、編集長にうけて通ったらしい。これで今までに類のない、引き伸ばし機が表紙の本が出来上がることになった(笑)そのハードルの高さは「オレについて来い」と言っているようなもんだ。
冬青に色校を確認しに行った時に、2日から始まる松本路子写真展「瞑想する身体〜サンクト・ペテルブルグから〜」のプリントを一足先に見せてもらった。
松本さんは国内外のアーティストのモノクロポートレートを数多く撮っている。それをまとめた写真集も数多く出版されている。僕もポートレートを撮るひとりとして、気になっていた。写真集を見たことはあったが、オリジナルを見るのは初めて。
http://72.14.235.104/search?q=cache:RTX79VFLmbMJ:ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%BE%E6%9C%AC%E8%B7%AF%E5%AD%90+%E6%9D%BE%E6%9C%AC%E8%B7%AF%E5%AD%90&hl=ja&ct=clnk&cd=6&gl=jp
今回の写真はサンクト・ペテルブルグでバレリーナを撮ったもの。柔らかいプリントの感じが先日見た田中長徳「プラハ」に似ている。印画紙はやはり長徳さんと同じイルフォード製のようだ。
トークショーが今週8日金曜日にある。http://www.tosei-sha.jp/
時間を作って行ってみようかな。
麻布十番の「元麻布ギャラリー」で吉永マサユキ、森山大道ワークショップ「resist」のグループ展をやっている。http://www.roonee.com/resist/
レセプションの席で「塾長」の吉永さんと「総長」の森山さんにご挨拶。ふたりともなんだか貫禄がある。森山さんは沢渡さんと似ていることを発見。
展示に「熱」を感じる。上手、下手ではない力の存在だ。それはとりもなおさず、講師である吉永マサユキ、森山大道の熱であり力なのだと思う。
数ある写真のワークショップの中でも「resist」は特異な存在だ。