娘が米沢から持ち帰った山菜をてんぷらにする。

お盆がようやく過ぎたというのに、日本カメラから来年の相談を持ちかけられた。編集部のある人形町でお昼をごちそうになる。あのあたりはおいしい店がたくさんある。

ご飯を食べながら、話題は当然モノクロ月例コンテストの審査をしている金村修のことになる。

今、日本カメラを買う理由は金村修のコンテスト評にあると言ってもいい。そのくらい刺激的で面白い。挑発するような言葉を用いて写真を語っている。あれはコンテストの場を借りた金村修論だ。まだ知らない人は、立ち読みでもいいから是非見て欲しい。

そして毎号書かれている総評は、写真を志す人のためのバイブルだ。ずっと続けて欲しいのだが、残念ながら1年限りということだった。「2005年の日本カメラはすごかった」と伝説になりうるコンテスト評になるだろう。

いい機会なのでモンゴルピンホールの写真を預けてきた。今年中には掲載してもらえそうだ。これでモンゴルも一区切りつけることができた。