朝9時過ぎからワークショップの準備。今日は4回目で「ライティング」の日。
10時前から集まり始め、雑談の後10時ぴったりに開始。ライティングといっても特別な器具を使うわけではない。窓辺の自然光を最大限に生かして小物を撮る。手始めに部屋に置いてあるカメラを被写体に使う。光るところあり、黒くトーンが落ち込む革の部分ありと、難しい部類のブツだが、ライティングの効果がとても分かりやすい。
デジカメを使って撮って、すぐにパソコンに映し出す。問題点を説明しながら一つ一つ解決していく。変更点がダイレクトにモニターで確認できるのはありがたい。まったく難しいことはしていないのに、カメラはカメラらしくちゃんと写る。テクニックはさほどいらない。
次にそれぞれが持ってきた小物を自分で撮る。まずはデジカメで。物を全てフレームに入れようとすると、なかなか物は物として写らない。そんな時は思い切ってフレームからはみ出すくらいに撮ると、存在感がとたんにでてくる。
ちょっとしたアングルの違いがもたらす効果がはっきりわかって面白い。受講生もだんだんのってきて新しいアングルを試している。デジカメはいくら撮ってもタダなのがいい。コンパクトデジカメでも十分楽しめるはずだ。
その後は持ってきた自分のカメラで撮影。次の回のプリント実習で焼くのも面白いだろう。13時前、午後の部の受講生と入れ替わりに午前の部終了。すぐに午後の部を始める。基本的には午前の部と一緒のことをやる。3時間みっちりやった後、カラープリントの部の人が入れ替わりにやってくる。
カラープリントの部は今日がはじめて。ひとりだけの参加なので暗室をフルに使えた。カラープリントについての座学の後、すぐに焼いてもらう。基本は簡単なので後は数をこなすのみ。1枚焼いてはチェックして問題点を見つける。その繰り返しで仕上げていく。モノクロとはまた一味違ったプリントの楽しさがある。
土曜日の16時からいつでも参加できます（8月16日はお盆でお休み）。
