明太子のスパゲッティにみず菜をあえる。

撮影に行く前に昨日のプリント。いつも基準データで焼きだしたら黄色が強い。それはそれでいい感じなのだが車の色が違ってしまうのは問題がある。

そこでそのプリントをスキャナーで読み込んで、スポイトツールで白いところをクリック。正しい色のプリントを出力してみた。すると当たり前だがポジで撮った車の色と限りなく同じになった。それを基準にカラープリントの色を合わせていく。

こんなまどろっこしいことをしているくらいなら、はなからPCでやればいいじゃないか、と自分でも思ってしまう。でもなにかが違うのだ。出力されたものと現像されたものの違い、言葉にするのも難しいくらいの微妙な違い。そんなもの印刷してしまえば一緒だよと言う声も聞こえてきそうなくらいの差でしかない。

カラープリントなんて近い将来古典技法のひとつになりかねないしろものだ。けれどやっぱりプリントのほうがしっくりくる。この言葉、1年後に見たらなに書いてたんだろうって思うかな。

今日の撮影は「ダンディ坂野」。「ゲッツ!」の人だ。なにが嬉しいって、ダンディの大ファンなのだ。彼が出ているだけでテレビを見てしまう。ひたすら「ゲッツ!アンドターン ダンディでしたー!」と去っていく姿を見るにつけ癒されてしまう。

その憧れの人に目の前で「ゲッツ!」をやってもらった。生ゲッツである。普段どんな人を撮っても興奮することはないが、シャッターを切っていて燃えた。ハッセルの50ミリつきを手持ちで構えてダンディーに迫る。

めったに使わないカラーポラを切ってサインをしてもらった。「読者プレゼントですか?」と聞かれたので「スイマセン、ファンなので個人的なお願いです」。サインは丁寧な字体でローマ字で書かれてました。

ポラロイドにサインをもらうのは何年ぶりだろう?