茄子とみず菜の揚げ煮、マーボ豆腐、枝豆

体が重い、頭も痛い。仕事が途切れると決まって体調が悪くなる。今日は撮影がなかったので写真展でも見に行こうかと思っていたのに起きぬけからドヨンとしてしまった。

昨日は神宮絵画館前で車の撮影。シトロエンの小型車。でも排気量は1600ccもあってオートマながらシフトをマニュアルでチェンジできる。F1のようにハンドルの後にシフトチェンジのパドルがついている。いかにもキビキビ走りそうだ。CUBEに乗り換えてから小型車に興味がでてきた。

絵画館の撮影料は以前より値上がりして1時間5千円プラス車両代5千円。しかもバスが通る時は撮影よりバス優先。まあ貸してくれるだけありがたいが。石原都政になってから公共施設が撮影に使いやすくなったようだがまだ恩恵にはあずかっていない。

撮影開始とともに日が差してきた。いいタイミングだ。「渡部さんって晴れ男?」と聞かれたのでちょっと自慢げに「撮影の時だけね」と答えておいた。実際、撮影の時だけ晴れるというのが多い。数少ない才能の一つかも。

いったん現像所に寄って暗室に戻ったあとデザイナーの事務所へ。昨日まで撮ったホテルの写真セレクト。編集者2人とデザイナーとでページを組み上げる。材料が足りないかと心配していたのだが、先に納品していた写真で組まれたラフレイアウトを見たら意外といい感じになっていた。全ての写真を広げて一つ一つセレクトしていく。

基本的に見開き写真1枚で一つのホテル。写真をドンと使って文章はキャプションのみなのでサクサク決まっていく。どんどんページが埋まっていくのは楽しい。しかし表紙の写真だけは「これだ!」というものにかけているのでイラストを使われるかもしれない。こればかりは本全体の話しなのでしょうがない。いまどき32ページ使って一つのテーマを撮らせてくれるのはめずらしい。

写真の内容は来月6日発売の「東京人」で。