ワークショップ2B49期は現在募集中です。
よくある質問に「フィルムとか全く知らないんですが大丈夫ですか?」というのがあります。
大丈夫です。
フィルムカメラは2Bにあります。ハッセル、マキナ等も使えます。そもそもこれまで受講したほとんどの方がフィルムでの撮影経験はありませんでした。
2Bはモノクロフィルムと印画紙を使って撮影とプリントを繰り返して講座を進めますが、それは光のことが理解しやすいからです。
それと一番大きいのは印画紙プリントは楽しいのです。これは間違いありません。
撮影実習では一貫して「どうやったら光を捕まえられるか」を追求します。なんとなく、雰囲気がいいからではなく、なぜそう写るのかを大事にしています。
「露出計がなくとも露出を自分で決めることができる」というにが表のテーマなら、それと同じくらいの比率で「写真の見方」というものを行います。
毎回講座後に写真集を紹介し、その背咲く意図や背景、テクニック的なことを踏まえて各時代の写真集を解説します。また国内外のオリジナルプリントを直接見る機会もあります。
最終的には写真の歴史と現在が浮かび上がるようになっています。
現在では「これが写真だ」「写真とはこうあるべきだ」と定義することは不可能な時代です。それゆえ常に過去の写真を見据えて、現在を知る必要があると思っています。
写真を見るにも発表するにも、そこがもっとも大事になります。
渡部が国内外で経験した「現在」をその都度伝えていきます。写真に興味があるが、どうやってアプローチしていいか分からない。写真の見方が分からないので写真展や写真集を今ひとつ楽しめない。そんな方を歓迎します。
2Bでは写真についてたくさんのことを経験することができます。是非49期にご参加ください。