Facebookのファンページのカバー写真を2006年に行ったモンゴルの写真にしてみた。
http://m.facebook.com/?sk=nf&_rdr#!/profile.php?id=148447665212446&__user=0
実際は35ミリの画像なので比率は2:3なのだが、カバー写真になると自動的にパノラマになる。それが結構面白い。そこでスキャンしてあったモンゴルのデータをフォトショップで開いて1:2のパノラマ比率に変更してみた。いける。
プリントしてみたくなって暗室に入った。枠を1:2に決めてパノラマに合いそうなカットを11x14のバライタで焼いてみた。う〜ん、モニター画面で見るといい感じだがプリントにすると難しいような。
今見返すと2005年、2006年の頃のモンゴルの写真は真っ黒だ。ベタ焼きは、ただの黒いシート。しょうがないから直接ネガをライトビューワーで見るしかない。ところが2010年のモノクロは結構トーンがあってベタ焼きが明るい。
同じ場所に行っているはずなのにこんなに変わるものかというくらい違う。別人のネガのようだ。面白いのはやっぱり黒い方。シャドーの中にみっちり情報が詰まっている。あの頃は黒焼きが好きだった。
モンゴルの写真は『旅するカメラ』や『traverse』に入っているが、プリントはグループ展で出しただけなので、一度ちゃんとまとめて展示したいと思っている。
実は来年2013年の12月に冬青での展示が決まっている。まだ2年近くあるので何ともいえないがそこで出すのもいいかなと思っている。
プリントをしているとワークショップの人が3人ほどやってきたり、打ち合わせがあったりで暗室と2Bを行ったり来たりしていた。
その打ち合わせとは今月末から始まるCP+という写真イベントでのトークショーだ。「御苗場」ブースで「写真と文章」をテーマに一時間ほど話すことになっている。これは9月にTIPでやった同じテーマのトークショーが評判がよかったそうで再演となったのだ。
http://www.onaeba.com/pg218.html
「なぜ見れば分かるはずの写真に文章が必要なのか」をテーマに写真と文章の関係性を話します。ステートメントってなんだ?とか、文章ってどう書けばいいんだ?という人のために解説していきます。2月1日金曜日午後3時半からです。
ところで今年のCP+って何が目玉なんだろうな。OM-D Proの他にあっと驚くもの出ないかな、