高円寺「写真学生」

朝=トマトリゾット、半熟卵/夜=新高円寺「高味園」

青梅街道沿いにある台湾料理店「高味園」は、なぜこんなに美味しいのか。10年以上通っているのに毎回感動する。

「高円寺の写真学生」のアパートに1年ぶりに行ってみた。彼には4回くらい「2B Channel」で出てもらっていて、たまに「写真学生の続きはないのですか」とコメントがつくことがある。気になるみたいだ。数ヶ月に一度は一緒にご飯を食べているが、家に行くのは久しぶり。部屋は以前にも増して散らかり放題というか、埋もれていた。最初は「片付ければ全てが解決する」と彼も僕も思っていたが、どうやらそういうものではないようだ。ここまでくると、散らかっている部屋にも意味はあるのだと思えてきた。ご飯から帰ってきて、すぐに荒編集に入る。ざっくりでもやっておくと後が楽になる。今回は撮影を一緒にやっていく新しいスタッフの人にお願いしたので、今までとは違った感じに撮れた。まかせてよかった。

 

<2021年10月2日の日記から>

過去日記を見ると、2年前の10月1日に500人だった「2BChannel」の登録者数は、約1万2千人になった。日記では中々登録者数が増えないと書いたけど、9月1日に開始して1ヶ月で500人だから今思えば立派なもんだ(笑)。1万人を超えるまでは週に2本はアップしていたが、最近はライブに頼りきで週1本のペースになっている。Youtubeをやっている人は全員、ネタを何にするかで悩むはず。前回こういう傾向のものをやったら再生回数が伸びたとか、反対にまったく再生されなかったとか、傾向を考えてしまう。確かにカメラネタはある一定数再生されるけど、僕は細かいスペックの解説が得意じゃないので、カメラネタはあるけど、機材レビューはほとんどやらない。「2BChannnel」を支えてくれているのは、田中長徳さん、ハービー山口さんから始まって、多くの写真家とのインタビューだと思っている。ありがとうございます。そんな中で渡邊浩行さんの「エモイ写真の話」と北桂樹さんの「拡張する現代写真」は、多くの人から「神回」と呼ばれていて、再生回数とともに、再生時間は二つとも群を抜いて多い。ちなみにトップは3万4千回で、「さらばキャノン」。内容がEOS5D3を売ってパナソニックS5に買い替えるというどうでもいいような内容なので、もういい加減消そうかと思っている(笑)。コロナ禍で、なかなか人と会うのがやりにくく、最近はライブが定着しているけど、それでは広がりがないので考えもの。宣言解除にもなったので、インタビューもお願いしやすくなった。10月からはさらに「2BChannel」に力を入れていこうと思っている。どうぞよろしくお願いします。

<2003年10月2日の日記から>

昨日は「使うローライ」や「季刊クラシックカメラ、ローライ特集」でお世話になった編集者の高沢さんとカメラマンの大池さんと江古田で飲む。季刊クラシックカメラ、ローライ特集号は同誌の最終号となってしまったが、この手のカメラ本としては異様なくらいクオリティが高い。記事内容もさることながら、中に紹介されている各写真家のローライで撮られた写真がどれも素晴らしい。この最終号に参加させてもらえたことを誇りに思う。サイトのBBS は今月9日を持って終了予定。ちょうど一ヶ月、お祭りは終わり。また元に戻ります。連日写真集の注文が入り驚いている。こんなにも効果があるとは。昨夜高沢さんの話を聞いて「写真をやるものはきちんと自分のパーソナリティを出さなければならない」という認識をあらたにする。今日は撮影がない。撮影がないと目覚めはいいが、退屈だ。「なんか儲かる話はないんかなあ」と2Bでボーッと思う。昨夜飲みながら「地道が一番」という話になったばかりなのに。暇なので買ってあった本を読む。今月号「SWITCH」のビョークの写真が凄い。撮影は荒木経惟。撮影記を読んでゾクゾクする。その他「雑誌広告、写真なしではいきていけない」、「EOS10D徹底使いこなし本」「デジタルカメラ周辺機材」豊浦正明写真集「遠くからの声舟越桂作品集」「不肖宮嶋踊る大取材線」「不肖宮嶋撮ってくるぞと喧しく」を読む。豊浦と宮嶋は大学同期の出世頭である。ほかにデジタル撮影の話では必ず出てくる望月宏信がいる。同級生の多くが写真界にいる。そりゃそうだようなあ、まったくもってツブシのきかない商売だからなあ。