朝ご飯を食べながら映画「ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険」を観る

朝=マフィンのホットサンド、トマトスープ、玄米のドライカレー/夜=玄米でガパオ、半ラーメン/デザート=アイスクリーム

週末に備えて家でじっとしている。玄米食べてお酒も控える。やらなくてもいいのに、なんとなく動画を作ってしまった。週末にアップ予定。内容は『じゃない写真』の中でも触れているが、スライドショーと音楽の関係性について。ピアノ曲をつけた僕のスライドショーを見たフランスの写真家が「なぜ、ピアノの曲を使うんだ。曲と映像の組み合わせで感情移入してしまう。僕は自分の感情を他人にコントロールされたくない」。この言葉に腰を抜かすほど驚いた。目から鱗どこじゃなくて、考え方が根底から覆った感じがした。僕はそれまで、表現とは相手の感情を自分の意図に沿って動かすものだと思っていたところがあった。そこから美術館や展示で行われている映像作品を注意深く見ていった。するとひとつの例外もなく、使われていたのはリズムもメロディも、ハーモニーもないノイズだった。心地よさは全くなく、ただ不安感しかない。でもそれを裏返すと、いかに心地よい音楽と映像によって自分の気持ちがコントロールされていたのかが理解できた気がしてきた。ただそう思ってしまうことで、それ以外は受け付けなくなってしまう。それはそれで居心地が悪い。

 

<2021年8月4日の日記から>

ワクチン1回目。妻はすでに打っていて接種後しばらくは「注射された所が痛い」と言っていたが、僕ははなんともなくて、6時間くらい経ってからちょっと腕が痛むくらいだ。そういえば注射も全く痛くない。針が昔と違うんだろうね。なんかあると嫌なので家に戻ってからはどこも出かけず映画「ララランド」を見ていた。公開直後に一度観ていて、ストーリーは頭にあるので映像を見てるだけ。冒頭の長回しといい、日没直後のシーンといい、とてもフィルムでの撮影とは思えない。2BChannnelで2年前に作った動画をアップ。まだ何も方針は決まっていなくてチャンネル名も「旅カメChannnel」にしようかと思っていた頃だ。カメラはEOS5D3と iPnone7Plus を使っている。編集はiPad。“LumaFusion“というソフトがいいと聞いて使ってみた。結局すぐにPCでの作業になったけれど。1週間以上かけて作ったので、今見てもちゃんとしてた。というよりむしろ今より編集ちゃんとしてる(笑)

 

<2003年8月4日の日記から>

 ファッションデザイナーの撮影中、EOS1nの調子がおかしくなった。バッテリーは満タンなのに1枚切るとバッテリーマークが点滅してシャッターが下りなくなる。しばらくすると復帰するが、シャッターを切るとまたおかしくなる。撮影はEOS1nを2台、D60が1台、ハッセルを2台用意していたから支障はなかった。今後のこともあるのですぐに銀座のキャノンプロサービスに持ちこむ。プロサービス登録をして毎年1万2千円の会費を払うと、修理費が格段に安くなり、代替品も貸してくれる。しかし、ちょっと前までは全部タダだったのに、この頃は決して安くないお金を取られる。ありがたいサービスなので文句は言わないが、つい「昔はよかった」と口をつく。故障したEOS1nのシャッターカウンターを調べてもらったら6万7千回だった。10万回がプロ用カメラ耐用回数だと聞いたことがあるが、それにはまだ早い。でもあんまり褒められた扱いはしていないからなあ。2台ともオーバーホールに出す。ついでに28〜70ミリズームもガタがきているので修理。13日に出来上がるがそれまで代替品を借りる。帰りがけ現像所へ。混んでいて、通常仕上がりより4時間も遅れていた。事務所に戻りコラム本の打ち合わせ。タイトルがまだ決まっていない。難航しているのだ。原稿の戻しと、掲載する写真を選ぶ。50枚のうち、48枚まで決まる。残りの2枚は今週中に手配しなければならない。夜、ホリウチカラーの配達。担当の営業マンが言いづらそうに「このご時世なので配達便を朝一回きりにさせてください」と切り出してきた。此処は本来、配達区域外なのに、わざわざバイク便で持ってきてもらっているのでしょうがない。でもそうなるとますますデジタル化が進んでしまいそうだ。