むしゃくしゃしたら掃除

朝 あんかけ肉うどん、茹で卵

夜 親子丼、スープ

普段あんまり気分の上がり下がりは少ない方だと思うのだが、昨日は朝からつまらないことで落ち込んで夜まで引っ張ってしまった。なので「日記は書きたくない」となったのだ。これもあとで振り返ると面白いだろうと。書こうと思えばかけたのだが、変な感じになるのは目に見えていたので。

4年前もそんな時期があって、その時はバタバタといろいろ重なって数ヶ月大変だった。実はそこから浮き沈みしないように気持ちを切り替えることにした。切り替えたからと言ってすぐにそうなるわけではないので、何があってもできる習慣をひとつ作ろうと思って毎朝の掃除を日課にした。雨が降らなければ庭に出て草をむしりと金魚の世話をして、家の中の風呂とトイレを磨く。1年中ずっと、よほど家を出るのが早くない限り続けている。そのせいなのか、メンタルは以前より落ち着いた気がする。むしゃくしゃしたら掃除(笑)

 

<2005年4月3日の日記から>

久々にポジの仕上がりを見て「ポジってきれいだなあ」と関心する。デジタルの時のように「ハイライトが飛ばず、シャドーがつぶれず」のような曖昧な態度ではなく、ポジの場合は「出したいところはココ!」と言っている気がする。そのほうが力強い写真になるのだ。ポジフィルム再認識である。自分の誕生日のお祝いに、今年も写真集を買おうとPGIに行く。川田喜久治の『地図』狙いだったのだが、普後均「フライングフライパン」を見つけてしまったのでそちらを購入。
「フライングフライパン」のオリジナルプリントの凄さを知っているので印刷物は買っていなかったのだが、本物を買う時のカタログだと思えばいい。この頃はカメラよりプリントのほうが欲しい。でも20万円のカメラは買えても20万円のプリントはなかなか手が出ない。20万円で大御所を1点買うより、3万円で若手作家7点買う方が面白い気がするし、でも「フライパン」も欲しいしで悩みは尽きない。1ヵ月3点を目処にプリントを購入するコレクターの知り合いがいる。それを7年続けているというのだから立派なものだ。総数は自分でも把握していないそうだ。一度コレクションを見てみたい。