相変わらずジクザグ

朝 ホットサンド、根菜類スープ

夜 牛ヒレと野菜のバルサミコソース炒め、キャベツと蒸し鶏の和物、白米、納豆、里芋の味噌汁

今日も朝から「北桂樹x石井朋彦」の動画を再編集。テロップの長さやタイミングをもう一度見直す。話しが始まってからほんのちょっと遅らせてテロップを入れるようにしてみた。気持ちよく話しているのを遮りたくない。今回は保存版になると確信してかなり慎重に作った。https://youtu.be/_kn5x4_52a0

かなり分かりやすい内容になっているけれど、それでも難しいと感じる人も多いと思うので、3月2日(水)と3月6日(日)のいずれも夜8時からの「無料美術史プレ講座」で、この動画について美術史を踏まえて解説してみようと思う。Youtubeではなくzoomでの配信になるので、以下から申し込み必要です。折り返し視聴用のアドレスとパスワードお送りします。

<無料美術史プレ講座申し込みform>

 https://form.run/@yahoo-1627457859

過去日記を見ると15年前は写真集を作っていた。その後この写真集のタイトルは『traverse』となった。意味は「ジグザグに進む」。あのとき冬青が作ってくれるというのでカラーもモノクロも全部入れた、まるでレゾネ(図録)のような写真集を作った。「もうこんな機会は二度とない、詰めるだけ詰めよう」という感じ。その『traverse』もすでに在庫切れで、冬青に数冊、僕の手元に20冊くらいを残すのみとなった。『da・da』と『KANYADA』が終わってしまったので、今年も何か作りたい。立派な装丁のものでなくて、『da・da』のような軽くて小さなサイズものがいい。オンデマンドならすぐに作れるけど、誰かと作ってみたい。こうやって言っておくと、誰かが声をかけてくれる(笑)

 

<2007年2月22日の日記から>

写真集製作過程 7月に出すことになった写真集は、B5版総ページ数250ページ、カラー4色96点、モノクロ2色144点に決まった。販売価格は税込み5,000円なのだが、ボリュームが多いため収まるかどうか。出版社は冬青社。写真集を専門に出しているところだ。昨年2月にそこのギャラリーで写真展を開き、今年も7月に予定している。そのときに合わせての出版だ。内容は今まで撮りためた、米沢、東京、南の島、モンゴル、NY、パリ、ハワイ、ミャンマー、中国の写真。以前出した写真集『午後の最後の日射』からも抜粋する。まず、今までテーマごとに纏めてあった写真をスキャンしてすべてA4レーザープリントに打ち出した。その数ざっと600枚。それを第一次選考として出版社側と300枚ほどに減らしていく。そこからもう一度自分でじっくり見直してカラー96点、モノクロ144点まで絞り込む。点数が多い割には意外とあっさり決まっていく。それをもって冬青に行きギャラリーの床一面に写真を全部並べてみる。最初に見開きで進行していくため、右と左の写真のカップリングを決めていく。基本的に同じ場所で撮ったものを組み合わせる。組み合わせが決まったものから2枚一緒にA3コピーをかけて1枚にしていく。そうすると240枚の写真が120枚になる。もう一度120枚を場所ごとに床に並べてみる。http://blog.livedoor.jp/gallery2c/archives/51150284.html
床一面に並んだ自分の写真というのは壮観。印刷というのは8ページごとに折が構成されるため、基本8ページで写真を組んでいく。今回は場所ごとに区切るのではなく、たとえば米沢が8ページきたら次はモンゴル。そして東京の写真が8ページ続くともう一度米沢が出てきて、ニューヨークにつながる。という具合に何度もいったりきたりするようにしたかった。全体的なうねりを紙に書いて順番を決めていく。それに従い床から写真を拾っていく。ほとんど迷うことなく次々と決まっていく。時折前後の並びを相談はするものの、自分で驚くくらいスムーズだった。編集者の目として段落をドラスティックに変更をかけるというマジックを見ることもできた。最後の締めの1枚が決まるとあとはそこに流れるように順番が決まる。作業が始めてからわずか1時間ほどでページの順番が決まってしまった。