『赤めだか』

朝 お雑煮、納豆、人参スティック

おやつ 焼き芋

夜 高円寺「フジ」のチキンソテー

今年のCP+は、リアルでの開催は中止で、結局オンラインだけのようだ。3年連続か。今回はオリンパスの新製品が目玉なんだそうだ。ワークショップをやっていた頃、そうだな2010年くらいに、一時期オリンパスを使っている人が本当に多かった。僕も3機種くらい使っていたことがあるし、アシスタントにも独立時のカメラに勧めていたことがある。

最近はフルサイズが手軽に手に入るようになって、APS-Cとかマイクロフォーサーズの利点がアピールしづらくなってきている気がする。今年のオリンパスから、フルサイズ機をひっくり返すようなものが出てきたら面白いのに。どんなのが出るんだろうね。オリンパスから離れて作る最初のモデルだから、気合いはすごいものがあるだろう。

午前中にzoomで打ち合わせをしたあとは特にやることもなく、何となくYoutubeを見ていたら「インタビュワー林修・立川談春編」が出てきた。これが思わずiPadを握りしめるくらい面白かった。見終わった後にこの興奮を誰かに伝えたくて知人にLINEしてしまったほど。そしたら「談春の自伝エッセイ『赤めだか』は何度も読みました」と返信があったので、すぐにAmazon Kindleで購入。談春の修行時代の話。

僕は師匠がいないので、師弟関係に憧れがある。若い時に修行をしてこなかったのは、今となっては勿体なかったと思う。あの頃は誰かの下につくなんて御免だと思っていたけど。物語は談春と志らく、そして談志との関係性。半分まで一気に読んで、もったいなくて一旦休憩して、これを書いている。

若い頃には徹底的に真似をする。真似する相手は慎重に選ぶ。良い師を選ぶためには、落語についてたくさん知らなければいけない。林修とのインタビューの中で「質の良い努力をするには、無駄な努力が必要なんです」と言っていた。それと「落語は演じているわけじゃない。情報量を落とし、リズムで聞かせることで情景が浮かぶ」というのは聞いていて目から鱗だった。

<2019年 2月9日の日記から>

先月のカメラ販売台数の1位はやっぱり「キヤノンR」だった。

- 2位 ソニー α7 III
- 3位 ニコン Z6
- 4位 富士フイルム X-T3
- 5位 ソニー サイバーショットDSC-RX100M6
- 6位 ソニー α7R III
- 7位 ニコン Z7
- 8位 オリンパス Tough TG-5
- 9位 ニコン D850
- 10位 オリンパス OM-D E-M5 Mark II
(マップカメラ 2019 1月)

あたり前だがほぼほぼミラーレス機。その中で9位に入っている「ニコンD850」がいかに優れた一眼レフかがわかる。しかしそれもじきにランキングから姿を消すだろうな。今月末の「CP +」では業界最変遷もありうると噂されているし。2月に入って突然経済に興味が湧いてきた。美術史を勉強していて、それが経済と密接な関わり合いを持つことを知ったことで、歴史の次は経済だなと思っていた。10年前は英語、5年前の歴史、宗教、哲学、そし経済。ようやくいろいろなことが繋がりそう。いつものように、とにかく本とネットで情報をランダムに入れる。バフェットも、インベスターZも、230億円稼いだ男も、マクロ経済論もYouTubeも、一日中時間があれば見ている。経験からすると3ヶ月で頭でっかちになって、半年でなんとなく全体が見えて、3年で全部が繋がるはず。問題は一度そこに入り込むと他ができなくなること。最近ハマっているウクレレどうする?