30年前のプリントを眺める

朝 トマトの玄米リゾット

夜 石焼ビビンバ、辛ラーメン

今日は冷える。週末には雪が降りそうだ。5月に冬青で写真展を開くことになっている。昨年「僕が冬青でやるのはこれが最後」と言っておきながら、冬青がギャラリーを閉めるのを1年延長したことで、もう一回ということになってしまった。

もうネタはない。ここ 2年は制作をしていない。それで、最後の最後は、僕が2000年に初めに作った写真集『午後の最後の日射(ごごのさいごのひざし)』を展示することにした。実はこのシリーズは、数点展示したことはあるだけで、写真展を開いたことはなかった。ただし、冬青はプリントを販売するギャラリーなのだけど、『午後の最後の日射 』に収録されている写真のプリントは1枚づつしか残っていない。アザーカットはない。1点ものだから、売れてしまったら僕の手元には残らない。絵画みたいなものだ。当時焼いたものを見ると、自分でいうのも何だが、とてもいいプリントで、新しく焼く気にはなれないし。誰かまとめて買ってくれないだろうか。

編集の手伝いをしていた写真集が出来上がり送られてきた。開いてみたら、まるで『午後の最後の日射』のカラー版を見ている気持ちになった。冬青の印刷は本当にすごい。こんな時期に見るのにぴったりの本ができた。16日に発売開始なので、その前に 2B Channnelで紹介したい。

<2018年 2月5日の日記から>

江古田のスタービルから引っ越しする日が決まった。1ヶ月後の3月7日。前日に引っ越し業者に来てもらって梱包してもらうことにした。とはいえ、2Bからもっていける量はほんの少し。暗室用品はすべて処分となりそうだ。どうしたものかねえ。これ以上自宅に物はいらないぞ。まあ捨てるのは得意だから。

今週は58期の最終回だった。4月から始めるワークショップのオペレーションを兼ねて、皆に阿佐ヶ谷に来てもらって講座をやることにした。やはり6人が限度だな。打ち上げを兼ねての食事会も家でやってみた。これは2Bより落ち着ける。色々できそうだ。ますます仕事と生活の区別がつかなくなるが、もう区別をつける必要もなくなってきたからいいんだけどね。