晴天

朝 お雑煮、菜の花のお浸し、オカヒジキ、マグロ

夜 「ボッカルーポ」のイタリアンお節

お雑煮は米沢風で鳥出汁に具沢山。ストーブでこんがり焼いたお餅を入れる。それから納豆に絡めた餅もマストで食べるのが僕のお正月の定番。午後から娘がやって来たので、近くの神社にお参りしようと出かけたら、参道をはみ出して道路まで並んでいる。阿佐ヶ谷駅の神明宮の方は、笑ってしまうほど長蛇の列。おそらく参拝までに2時間はかかりそうだ。早々に諦めて家に戻り、早めの夕食。ここ数年、高円寺のイタリアンのお店のお節を注文していて、娘はそれが食べたくてやって来る(笑)   シャンパンと赤ワインを飲みながら、テレビを見る。やっぱり「格付けチェック」。これ見ると正月気分になる。でも夜になったら、パソコンをコタツに持ち込んで、気になっていた動画の編集作業をしてしまった。

<2012年1月2日の日記から>

2日目の朝はタコとカニのパスタ

facebookを見ていると神社で引いたおみくじの写真が結構出ている。ほとんどが「大吉でました!」というものだ。おみくじの中にどのくらいの割合で凶が入っているのかテレビで調べていた。普通の日では2割ほどいれているところも、お正月だけは凶を抜いているという。ほとんどの神社では、元々凶は入れていないそうだ。忘れもしない僕が29歳のお正月、井草八幡でおみくじを引いた。その時は親父が入院していて危ない状態だった。精神的にちょっとまいっていて、何かに頼ろうとしていたのかもしれない。それまでおみくじなんて引いたことはなかった。その神社で僕は奇跡をおこした。それも想像を絶する奇跡だ。カラカラと籤を引くと先っぽの方に数字がついている。それを巫女さんに渡すと箪笥のような棚からおみくじを引き出した。開けてみるとなんと「大凶」。初めて大凶って見た。正月から大凶だなんてありえない。もう一度籤を引くことにした。念入りにガラガラと籤を混ぜて取り出した。それを巫女さんに渡すと、受け取った巫女さんが首を横に振る。どうやらさっきと同じ数字だったようだ。気をきかしてもう一度引けと目で訴えかける。その籤を外した状態でもう一度引いた。結果は、、、またしても「大凶」。すごいだろう。あり得ない確率だと思う。百本以上あるくじのなかで大凶だけ3度続けて引いてきた。ある意味奇跡。ありえない奇跡。いらない奇跡。むしろ強運。そう考えると、それから確かに運が回ってきたような気がする。でもさすがにあれからおみくじは一度も引いていない。ボクシングの現チャンピオン井岡一翔の世界戦のドキュメンタリーをみていたら、彼も今年の元旦に見事に「大凶」を引いていた。今でもお正月に大凶を入れている神社があるんだな。それを見事に引いてくるなんて、やっぱりチャンピオンは違うなと関心してしまった。今年は久しぶりにおみくじ引いてみようかな。