銭湯で測った体重は59,2kg血圧93-63 体重が59kg代で安定してしまったが体調はいいんだよな

朝 米粉の大根おろしうどん

夜 小杉湯からのサバ味噌定食

 


妻と娘は人里離れて避暑。僕はネコ番で酷暑の東京。

ギャラリー冬青で今月の写真展が始まった。溝口剛「悼む尊む懐かしむ」。いいタイトルだ。

多重露光を使ったモノクロプリント。一度撮影したフィルムを現像せずに再度カメラに戻し再撮影、それを4回繰り返す。

何度もカメラを通すうちにフィルムには傷が入る。その傷跡自体も作品の一部になっている。

何が写っているのか判然としない、冬青では珍しいタイプの作品。

ファッション関係の仕事をしている方から「顔タイプ診断」を受けた。自分の顔と似合う服の傾向をアドバイスしてもらう。

直線と曲線、大人と子供の軸から自分の顔タイプを見ていって、そこから似合いそうな服の色や形を見ていく。

アドバイスとして、例えば「シャツの柄は密度が高めで素材は平滑なもの、色はキーカラーを緑にして、差し色に薄い黄色」とか具体的、合いそうなブランドも教えてもらった。

僕はひとりで服を選べない、妻まかせなのだが、彼女の言っていることと基本的に同じだったのは驚いた。

これで安心して任せることができる(笑)

 


<12年前、2009年8月7日の日記から>

 

10個のトマトを使ったスープで「うどん」を作ってみた

 

阿佐ヶ谷駅前のアーケードでは七夕祭りをやっている。

引っ越して3週間がたつが、まだ町をつかみきれていない。半年くらいかかりそう。

事務所が遠くなったので通勤をしいられるようになった。自転車で全速力で走れば20分を切れる。でもそうすると汗だくになりシャワーを浴びるはめになり時間がかかる。

結局30分近くかけて、汗が出ない程度のスピードで走るほうがいいのがわかった。

昨日は新宿まで自転車で行ってみた。25分くらい。江古田に行くのと変わらないな。

新宿センタービルの中地下にあるペンタックスフォーラムで岡嶋和幸写真展「潮彩」のオープニングパーティがあった。

薄紅色に染まった波の写真が一番好きだ。波が盛り上がってくだける様が目の前で起きている様に思える。

パーティは写真関係者で溢れ、彼の人気と人柄を物語っていた。いまや写真雑誌に欠かせない存在だ。

僕もウロウロしながら旧知の人と話し込む。

土屋勝義カメラマンが(彼ほどカメラマンという呼び名が似合う人はいないと思う)が1冊の本を手渡してくれた。「キヤノンアニュアル2009」だ。これはキヤノンが出している会員向けの写真年鑑で、特別装丁の豪華版。口絵はそうそうたる大御所の写真が飾っている。

僕は高校生の頃、カメラ屋さんに置いてあったその年鑑を見て「やっぱりプロカメラマンは違うなあ」と憧れをもって見ていた。

土屋さんが立木義浩や竹内敏信といった大御所に並んで年鑑の口絵を飾っている。その写真のモデルが僕なのだ。

1昨年「写し屋の肖像」で撮ってもらった1枚がどーんと見開きで出ている。

目眩がしそうだ。あのキヤノンアニュアルに自分が出ている。しかもカメラマンじゃなくてモデル。これは貴重だ。できることなら高校生の頃の自分に自慢したい(笑)

冬青写真展の最終日に収録したインタビューが編集されてアップされている。

今回はテキストといい、ムービーといい、インタビューに答えることが多かった。その場で即答していくと、それまで自分が思いもかけなかったことを喋っていることがある。それを話しながら一方で聞いいて「へえそうなんだ」と思うことが多々ある。

聞いてもらえることは自分の写真を考えるのにものすごく役にたつ。