20歳の友だち

朝 ツナとアボガドを挟んだマフィン

夜 雑穀玄米のカレー、アチャール、アスパラと茄子のオーブン焼き

 

夕方髪を切りに美容室へ。阿佐ヶ谷に引っ越してから10年以上ずっと同じ床屋さんに行っていたのだが、数カ月前から知り合いが通っている美容室に行くようになった。

そうなると、駅までの通り道にある床屋さんの前を通るのが、ちょっと気まずくなった(笑)

 

週末ごとにやっている学生とのzoom講座では、あるひとりの学生と1時間ずっと話をすることが多い。大学生なのだが、本人曰く「筋金入りの引きこもり」。

彼によると「引きこもり界隈」では、昨今の自粛生活はとても喜ばしいことだそうだ。言われなくてもずっと自粛生活を送ってきたわけだから(笑)

引きこもりってゲームばかりしている印象があるが、引きこもりにも多様性があって彼は本をたくさん読んでいるので話をしていて楽しい。だから講義じゃなくて雑談というか会話。

考えてみれば、自分が20歳の時に60歳と話すなんてことなかったな。60歳って完全に終わってると思ってたから。

ところが彼はいつも付き合ってくれる。こっちとしては新しい友人ができたような気分だ。彼はそう思ってないけど。いいんだ、こっちの気持ちだから。

 

そういえば2BChannnelの「写真学生」から連絡があって、進めている卒業制作の2回目の審査で赤々舎の姫野さんと評論家の竹内万里子さんに「写真人生で一番褒められた」と言っていた。

“あのふたり”が手放しで褒めるなんて聞いたことないぞ。

なんだかんだで首の皮が繋がったというか、空から蜘蛛の糸が下りてきたというか。切らさぬようがんばれとしか言いようがない。

彼には「こっからが勝負だよ。一切の妥協もなし、これでダメなら全部ダメっていうくらいの気持ち。一生にそうあることじゃないから。必死で」と返信した。