シン・エヴァンゲリオン

朝 米粉の大根おろしうどん

夜 お寿司

夜食 あんぱん

 

自粛期間が過ぎたし映画を観たいとずっと思っていた。ようやく時間が取れたので新宿三丁目のバルト9に「シン・エヴァンゲリオン」を観に行った。

僕はエヴァ世代ではない。テレビ版『新世紀エヴァンゲリオン』が始まったのが1995年だから、僕はすでに34歳。DVDが話題になっても、まったく見る機会はなかった。

なので何ひとつ設定を知らない。キャラクターの関係性も分からない。友人によると、観に行くなら、少なくともこれまでのエヴァンゲリオン映画版三作をネット配信で見てからの方がいいと言っていたが、結局見ずじまい。何の予備知識もなく映画館に行った。

 

結論。予備知識とかまったく必要ない。ストーリー展開が問題ではない。後半僕は口を半開きにしてスクリーンを見ていた。ラストシーン、不覚にも感動してしまって体が痺れた。

ここで僕が映画の解説をしてもしょうがない。でもひとつだけ感じたのがこれは「シン自由・平等・博愛」なんじゃないだろうかということ。犠牲による救済が再生を生んでいく物語。

なぜこんなすごいものを作れるのだろうか? 宮崎駿がダヴィンチなら、弟子の安野秀明はラファエロか?

すごいものを見てしまった。稀にアートに触れたとき、見る前と見た後では、自分の中の何かが変わってしまう感じがすることがある。それと同じ感覚が「シン・エバンゲリオン」にはあった。

この映画、もう一度観に行きたい。