21年目の散歩

朝 大豆シリアルヨーグルトにきな粉

昼 パセリのジェノベーゼパスタ

夜 キャベツとニラの和物、切り干し大根とオクラのサラダ、カレー

 

鈴木麻弓さんが先日逗子に行った時のことをアップしていた。初めて会った時から21年が経つのか。これからもよろしくね(笑)

 

鈴木麻弓さんのFacebookから

5月の爽やかな海風を感じながら、師匠と海を散歩する。

私がSatoru Watanabe さんのアシスタントをしていたのは、1999-2000年だったので数えてみると、もう21年も経つのか。気がつくと当時の師匠の年齢を超えていて、私はアシスタントこそ雇っていないけども、人に教えたりする立場になった。彼の寛容さとか、物事の考え方とか、今でもすごく勉強になる。改めて良い師匠に出会えたことに感謝したい。

アシスタントしていた頃「一番最初に訪れる外国は選んだ方がいい、その後も自分の人生に影響するから……」と言うので、大学4年だった私は、初めての海外旅行として、ロンドン/パリというツアーに申し込んだ。

なんとなくヘミングウェイとかピカソとかの1920年代頃のフランスに憧れていたのもあったし、一方で好きだったロックがみんなUKだったから、その2国を選んだっていう理由。

パリは気に入って(そりゃ、FM2にモノクロを詰めて持ち歩くには良い街です!)2ヶ月後のクリスマスにも再訪して、無理やり卒業制作の写真を撮り終えた。

パリのどこか馴染めない重い空気みたいなものも、外国にわざわざきました!っていう感じがしてよかった。そうだよな、パリは世界中から観光しにくる場所なんだもんな。

写真作家になってから、まさかグランパレに自分の写真集が飾られたり(Apeture2017のノミネートのことです)、イギリスのV&A美術館にも収蔵されたり(これは自分的に最高の自慢です!)、イタリアで出版できたり、スペインへの移住を考えたり(挫折はしてませんが今も望んでいます!)

最初に訪れた街がパリで、

確かにその後の私の人生に影響している。

うん、師匠の言うことは正しい。

師匠と葉山の浜辺を、マスクをしながら歩く。

「ほんとはなぁ、一緒にアルルとか、サンセバスチャンとか、歩いていたハズだったんだけどなぁ」と思った。

昨夏一緒に旅する予定がコロナのせいで頓挫した。

くそ、コロナめ!

くそ、ワクチンの遅い日本めっ!

師匠は写真家・上田義彦が大好きなので、

「葉山に別荘を構えて老後は過ごしたらいいんじゃないか?」と聞いてみた。

すると「海のある暮らしはいいな」と呟いていた。

「いまはオンラインで仕事ができるようになったから、どこにでも住めるな」と言う。

そうですよ、師匠。

あなたの言うことは、だいたい正しいんですよ。

葉山に住んだらいじゃないですか!

私が面倒みますから(笑)