ミニマリストにはほど遠い

朝 アサリのパスタ

おやつ 夏みかんとヨーグルト

夜 ガパオライス、水餃子、キュウリとトマトの黒胡麻サラダ

 

今日は一日中雨。でも外に出る用事もないので。

棚の上を見ていたら、機材を買ったときの箱が山積みになっていた。

動画配信を始めて、機材を買い足していったり、新しいカメラやレンズの箱だ。初期不良の際に返品するためにとっておいたのだが、さすがにじゃま。インクジェットプリンターの箱など場所ふさぎのなにものでもない。

カメラやレンズは箱があったほうが高く売れるというが、買い取りの専門店に聞いたら、たいした値段の差はないらしい。

なので溜まっていた箱は全部処分。面白いのは国産は内部が全て紙でできているのにたいし、中国製は発泡スチロールやプラスチックがほとんど。SDGsの世の中だから、国内メーカーは気にしている様子がよくわかる。

 

僕はなんでも捨ててしまって、よく妻に怒られる。機材も使わないとすぐに人にあげてしまうから、ほとんど手元に残していない。使わない機材があることが僕にとってはストレスで、増えすぎると「ああ、このカメラずっと使ってないな」と申し訳ない気持になってしまう。

30代前半、機材を片っ端から買っていたことがあって、バイクも3台持っていた。2Bと呼んでいた江古田の事務所は最大で4部屋も借りていた。

 

事務所のビルが老朽化で退去したときには、ほとんどの荷物を処分した。ワークショップの人で暗室用品など欲しい人がいたら全部あげてしまった。写真集も半分処分。

暗室道具は全て手放し、家にはほとんど荷物を持ってこなかった。

 

おかげでずいぶんとさっぱりした空間で暮らすことができている。その後は、買ったぶんだけ、処分すると決めているのだが、そうもいかず、徐々に物が増えてきた。

本当に必要で好きなものだけに囲まれて暮らしたいと思うのだけど、買ってもフィットしない場合がある。そんなときはもったいないと思わないで処分していかないと、また物が増えてくる。

今は割合とバランスが取れている気がする。

 

この歳で分かったのは「コスパがいい」と言われているものは、たいした製品ではないということと「便利グッズは」さほど便利ではないということだ。