しばらくは17時に夕ご飯

朝 大豆シリアルヨーグルト

昼 トマトと豆の煮込みご飯

夜 アチャール(ネパールの漬物)、そら豆とワラビのアーリアオーリア、豚と野菜の黒酢炒め、味噌汁、ご飯

 

数年前に嚢胞症(のうほうしょう、手足の皮膚が剥がれる)にかかってしまい、その後も夏になる症状が出ることも。

皮膚科で「嚢胞症は皮膚の外傷ではなく、体の中の問題です。毒素が出ていると思ってください」と言われた。なのでその時は食事制限、断酒を1か月近く続けたら良くなった。今年もしばらく断酒。日記を遡ると、20年前から5月になるとなぜか食事制限(ダイエット)しているのがわかる。

 

水曜日のオンライン講座で、学生に「動画全盛の中、写真の魅力って何だろうか?」と聞いてみた。今写真を勉強してるものにとっては大問題。以前なら「記録です」と言っておけば良かったが、それは動画にとってかわられた。

「写真の方が動画より記憶に結びつきやすい」「感情に訴えかける」などいろいろ出てくる中で、ひとりが「1枚を時間をかけて見ることできる」と言った。

彼は続けて「動画はシーンが一瞬で過ぎていくが写真は隅々までじっくり見ることができる」

するとそこまで言ったところで「あれ、そう考えると、僕が撮っている背景がボケているような、いわゆるエモい、映える写真って呼ばれるものは、さっき言った写真の魅力として違う気がしてきた」

 

写真雑誌『IMA』最新号は、彼らと同じミレニアム世代、Z世代とも呼ばれる若手写真家特集だ。

彼が言うように、確かに背景がボケた写真はないと言ってもいい。全体にピントがあった平面構成のものが大半。一瞬で理解することはできず、つい細部を見てしまっている。反対にインスタグラムで高評価の写真は見た瞬間に理解できるものが多い。

期せずして彼が言及したことと、『IMA』に掲載されている写真には共通点を見つけることができた。

 

僕は彼の話を画面越しに聞きながら、首を何度も大きく振って頷いていたのだった。