妻に「ありがとうございます」と言ったら怒られた

朝 大豆シリアルヨーグルト

昼 ラザニア、七つ森でコーヒーとプリン

夜 筍とジャガイモのクミン炒め、味噌鯖寿司、三つ葉のお汁

 


2Bchannel「写真学生」の続編を撮りに高円寺のアパートへ。前回「片付けます」と言っていたが、まったく変わりなし。

うっかり歩くとバランスを崩して足を挫きそうだ。体幹が鍛えられる部屋。

今回は一問一答ではなくて、現在どのように写真を考えているか聞いてみた。

 

僕が学生の頃は「写真は記録だ」と言っていた。今思えば牧歌的で素朴な時代。

撮影やプリントの習熟に重きをおけばそれでよくて、そのスキルで仕事につくことができた。

でも今では写ることが当たり前だから、その先のことを考えなくてはならない。写真へのアプローチが激変している。

この時代に学生じゃなくて本当によかった。

 

建築を専攻している、比較文化を専攻している、国際関係を専攻している、そういった人たちが専門分野をベースに写真を使って作品を作ることができる。

写真だけを勉強している人は何を武器にすればいいのか。

広告のような専門分野では撮影スキルが求められるだろうが、動画ベースになるのは間違いない。

8K動画を1コマ切り出せば3500万画素の写真になるわけだから。

 

10年前までは、わかりやすい目標として僕のアシスタントには「暗室で焼いたプリントが腰の高さになれば一人前」と言っていたが、もうそんなこと言ってもフィルムも印画紙も手に入りづらい。

そもそもこの時代にそんなことやっても、意味がないのかもしれない。

もし自分が写真学生なら何をやるだろうと最近ずっと考えている。