午後から搬入。

頂き物の山形のサクランボを食べる。夏が来るんだなという気にさせる季節ものだ。

旬の食べ物が少なくなった気がしていたけど、先日米沢から送ってもらって食べた笹巻きといい、東京以外のところではまだまだあるんだろうな。

リコーGRⅡデジタルが出た。これも2年に一度の時期ものだ(笑)

http://www.ricoh-imaging.co.jp/japan/dc/gr/digital2/

基本性能はほぼ変わらず、目立った変更点はタブレットとのwifiペアリングが可能になったことだ。

前回がコンパクトサイズセンサーからAPS-Cセンサーへと劇的に変化したのに比べるとマイナーチェンジだが、抑えるべきところをちゃんとやってきたという感じ。wifi機能はこの時代のカメラには必須。特にコンパクトデジタルカメラSNSとの相性が重要だから。

2年前現行のGRになったときに、それまでのGRデジタルとまったく別物の写りになっていて驚いた。すぐにレビューサンタフェに持っていったから2年前の6月だ。

それまで歴然とあったフルサイズ一眼レフとの画質の差がまったく感じられなくなった。

GRとの付き合いはフィルム時代からだ。それ以前のR-1と言っていたコンパクトカメラの頃から持っていた。デジタルになってからは各世代使ってきた。

最初にGRデジタルが出たのが2005年。その年の秋に発売され、忘年会シーズンにはすでに多くのカメラマンが持っていた。僕はコンパクトカメラらしからぬ値段に腰が引けて持っていなかった。

ある飲み会の席で、ひとりがGRを出して撮り始めると、僕以外のそこにいた全員が我も我もとカバンからGRを取り出した。あっという間にテーブルの上はGRだらけに。そしてどんなに素晴らしいカメラかを全員から聞かされる羽目に。もちろん僕もすぐに買ったのはいうまでもない。

GRは派手な宣伝はなかったが口コミ力がすごくて、翌年には写真が好きな人のカメラとして完全に定着してしまった。

あれから2年おきに世代交代し今度で6世代目になるが、28ミリ固定レンズで鏡胴が伸縮する基本形はまったく変わっていない。というよりフィルム時代からGRはGR。もっとも愛着があるカメラのひとつだという人が多い。

ところでGRⅡが出たということは、先代GRが現在最安値ということになる。マイナーチェンジならそっちを買ってしまうという手もあるわけだ。

どちらを買っても撮った画像を見たらコンパクトカメラらしからぬ写りに「オッ」と声が上がるはず。