いい天気。空が青い。
今日も11時にギャラリーに出勤。冬青の中庭には昨日の風で落ちた欅の葉が敷き詰められている。それを社長がせっせと掃除中。
いい朝なのだが、出がけに妻を怒らせてしまい少々気まずい雰囲気で家を出る。やれやれ、余計なこと言わなきゃよかった。
おおのきよみ『台湾旅ノート』(JTBパブリッシング)が発売された。
http://www.amazon.co.jp/台湾旅ノート-Taiwan-Sketch-Journal-単行本/dp/4533101801
おおのさんは元アシスタント泉大悟の奥さんでふたりで旅をして本を作っている。
一番最初に海外に行ったときに頼りになったのが『Lonely Planet』という旅人ひとりの目線で各地で体験したものを集めたもの。『地球の歩き方』よりもより個人目線が強くて「この食堂の店員がやさしかった」とか「この宿のシャワーは最悪」とか呼んでいるだけで楽しい本だった。
『台湾旅ノート』は文章ではなくイラストがメイン。水彩画なのだがこれが妙に町のリアリティを伝えていて絵を見ているだけでも気分がいい。
ここまで書いたところで田中長徳さん来廊。プリントの話から、テーマについて、最後は7億7千万円で落札されたピーターリックの話になった。ふたりでその高額落札の謎にせまろうとするが結論は出ず。
お昼は牛タンカレーを食べに出るがパンチがない味だった。