サテ、ソトアヤム、ナシゴレン、ビンタンビール。

昨日の日記のタイトルがモスバーガーだったので、娘がモスで働いていて、3人でモスバーガーを15000円分食べたと思った人が多かったらしい。

15000円分のモスバーガーを三人で食べるのは無理があると思うのだが、、、学生でも無理だって。



手術前にライカM2を買ってしまって「この夏はこれでいく」なんて言っていたのに屋久島も小豆島もローライを持っていった。

M2では東京を撮ろうと思っていたのだが、ほとんど使っていないうちに違うものに手を出してしまった。

シグマdp2クアトロ。

初代DP以来だ。あのときは液晶は見えない、書き込みは遅い、AFは合わない、バッテリーは持たない、色は出ないとないないづくしで買って10日間で手放してしまった。

その後DPシリーズには近づかないようにしていたのだが、クアトロが出て心が動いた。あのエイリアンのような形はカメラに興味がない妻でさえ気に入ったようだ。

クアトロとは4という意味。RGBのセンサーの構成が1:1:4になっているところからきている。RとGのセンサーを減らすことで、解像度は従来のまま、画像生成の計算が軽くなるんだそうだ。その分バッテリーの持ちも良くなり、書き込みも早くなる。

夜に届いてすぐに箱から出して触ってみた。右手側に大きく張り出しているグリップが握りやすい。コンパクトカメラとはとても呼べない。存在感ありあり。

電源を入れると起動が早い。AFもAPS-Cセンサーということを考えたら十分早い、液晶モニターも大きめ。初代から随分変わっている。

翌日JEPEGとRAWで撮ってPCで開いてみた。以前はRAWとJEPEGに差があり過ぎて、RAWデータからしか使えなかったが、クアトロは意外とJEPEGがきれいだ。苦手と言われてきたホワイトバランスも思いのほか正確だ。

DPシリーズを使っている人はPCモニターで等倍に拡大して、その解像感にうっとりすると聞いていたが、その気持ちがよくわかった。確かに他にはない写り方をしている。

感度はせいぜい400が限度かな。それ以上はせっかくの解像感が薄れてしまってもったいない。これは最低感度で使うべきものだと思う。PHASE-ONEのときと同じだ。

これで夏の楽しみがもうひとつできたことになる。どこか遠くに行ける仕事はないもんだろうか(笑)