月曜日は新しい写真集のための編集会議だった。全体の構成をどうするか、3年間撮影しプリントしたものをギャラリー冬青の床一面に並べ、写真の流れを決める。
タイトルは決めてある。それと写真集用に作った1500字くらいのテキストを高橋社長に見せて、今回やりたいことを伝えた。
とにかく出だしをどうするかが一番問題で、二人で「こういうのはどうか」と意見を出し合う。ところがどうにも食い違う。高橋社長はハードにスタートしたい、僕はスロースタートがいい。出だしが決まるのに一時間。それだけで頭がしびれてきた。
点数は40枚。これは前作「da.gasita」と同じ。判型も一緒にして「二冊でひとつ」という作りにしたいとデザイナーの石山さんにお願いする。
3時間以上かけて一応の並びを決めた。出だしはいい感じだ。でもまだ最後がしっくりこない。高橋社長に次回の会議まで待ってもらうことにした。
撮り足したい。