6時夕食 ごはん、南蛮漬け、煮物、モヤシの味噌汁。まあまあ。

今朝は7時に起床。ズキズキした痛みはないが違和感はある。レーザーで目の中を焼いたわけだから火傷状態なのだそうだ。8時半に主治医の診察。

眼帯を外してゆっくり目を開ける。なんだかテレビドラマみたいだ。ぼやけてはいるが、端のほうまで光がある。ただし真ん中に大きな水玉のようなものがうごいている。

先生が目に中を光を当てて多方向から見ていく。

「よく着いているようです。こんままいけば明日にでも退院しても大丈夫です」水玉のようなものは空気で、しばらくしたらなくなるそうだ。

当初は「最低でも5日、予後が悪ければ延びます」と言われてもいたので4日で帰れるのは嬉しい。ご飯がおいしくないんだなこれが。全くといって塩味がしないし、お醤油もでない。

その後午前中に他の先生にも診てもらったが問題なしだった。「きれいになってるわあ」


日記を書いたことでいろいろ心配をかけたようで申し訳ないです。「なんでそんなに達観しているんだ」とも言われたけれどそんなことはないですよ。正直告知以来ずっと怖かった。

でもこの先生なら左目がおかしくなってもなんとかしてくれると思えたのだ。だから昨日はぐっすり眠れたし、ずっと重かった胃のあたりすっきりした。

僕は運がいいと思っている。僕と一緒に旅行したことのある人なら分かると思うが、トラブルだと思ったことが、最終的にはいい方向に流れていく。インドネシアで足を怪我した時も、その結果素晴らしい旅になったし。

それに必要なときには必ず目の前に助けてくれる人が現れる。これは自分でも不思議なくらいだ。

左目が悪くなるのは明日かもしれないし、もしかしたら10年後かもしれない。東京に地震がくるのとさして変わらないとも言える。準備は必要だが、怯えて生きていくのも馬鹿らしい。

今回手術をしてくれた先生はこれまで5000以上の手術をしている。年間400以上の難しい手術ばかり担当しているスペシャリストだ。

先生に出会えたのは本当にラッキーだ。