竹橋の国立近代美術館のクーデルカ展。
今まで「EXILES」と「プラハの春」しか見たことがなかったが、初めて見る「ジプシーズ」はすごかったし、パノラマは体が熱くなるほど興奮した。
今まで見たパノラマフォーマットにおける最高の写真だった。ムズムズして、いてもたってもいられない。
歳をかさねるほどカッコ良くなっている。
この写真展における感想は、スゴイ、カッコイイ、サイコウ、アツイ、ムズムズと子供っぽいことしか書けない。
個人的には間違いなく今年最高の写真展。
大野 雅人 写真展 「Shinra」エプサイト新宿
2013年11月22日(金)〜2013年12月5日(木) 10:30〜18:00
(最終日は15:00まで)
みずみずしいプリント。闇の中に光が閉じ込めれている。山肌、木々、土、水。
可畏きものを神と定義するなら山の中には畏怖すべきものにあふれている。
写真では可畏きものは光となって現れる。それをそのまますくい取るように捉えている。無臭だ。音もしない。妙な味付けもない。余計なものは全部削いである。
オリンパスのOM-Dで撮って、エプソンのPX5Vでプリントしてあるそうだ。ギャラリー内での展示はA3ノビなのだが、むしろ入り口のウィンドウに展示してあるような1m以上のプリントにしたほうがよかったんじゃないかと思った。というかそれを見てみたい。
もしかしたらクーデルカのビッグサイズプリントの影響を引きずっているだけかもしれないが(笑)
夜、オリンパスの新型OM-Dと、ソニーのα7Rをいっぺんに触り倒す。
仕事で使うなら間違いなくOM-D。使いやすそう。手ブレ補正も強力、高感度にも強い。画素数が1600万というのもちょうどいい。水中50センチくらいならハウジング無しでも撮影できるとか。もし本当なら防塵防滴のレベルをはるかに超えている。
α7Rは3600万画素。ニコンのD800Eとまったく同じスペックなのにOM-Dと同じくらいのサイズと重量。
α7の魅力はほぼ全てのレンズがアダプターを介して使えること。コンタックスもキヤノンもM型ライカレンズすら付く。
間違いなく夢がある。
とうとうソニーの時代が来たなと思わせるカメラだ。