今日発売の「日本カメラ」に先月撮影したライカMモノクロームの写真が載っている。北井一夫さんと内田ユキオさんの三人で一人4ページで撮りおろしたものだ。
わずか三日くらいしか使えなかったのは残念。もっと使ってみたいと思わせるカメラだった。新しいカメラを欲しいと思ったのも久しぶりだ。
雑誌を見てもらえれば分かるが4ページ3カットの写真はすべて感度2500で撮っている。250じゃない、2500なのだ。昼夜かかわらず感度は2500。
ノイズじゃなくて粒子が出ると以前書いたが、印刷にしても荒れることなくディティールが出ている。データを詰めればもっとよく出るはずだ。今回はRAWで撮ってフォトショップで展開しただけのものを出している。
Mモノクロームを使う前はM9をモノクロモードにしたものと大差ないと思っていたのだが、実際に撮影するとまったく違うものだと分かった。
分かったものだから欲しくなるわけだ。でも90万円だから。M3が7万円で買える時代なんだから差額で83万円分フィルムを買えるわけだ。2000本か。
でもなあ、感度2500は魅力だよなあ。