昨日は田原総一郎氏、今日は船橋洋一氏の話を聞けた。世界はこうなっていたわけね。

今週は大手町の一角で毎日撮影。こういう時は「自分は今旅に出ている」と思い込むと長丁場でもなんとかなるな。

前半戦の山場は先週木曜日で、大変かと思ったら意外とすんなり越えられた。撮影していればとりあえず幸せ。

今週末で一旦落ち着くが、撮影はまだ残っている。それに写真集が納品されたり、ワークショップのグループ展が18日から始まるなどまだまだ続く。

でも10月1日からはネパールだ。

何のカメラを持って行こうか。

実はライカMモノクロームを3日間だけ借りて使った。M9をモノクロモードにすれば一緒じゃないか、と懐疑的だったが結論からいうとスバラシイ。シャドーの粘りがいいとかハイライトがどうだとか、高感度が使えるとか、そんなんじゃなくて撮影していて気持ちがいい。M8、M9をモノクロモードにした時は使える機能の制限、という気がしていたがMモノクロームはモノクロしか撮れないというのがいさぎいい。

時間がなかったので、夜に駅から自宅まで撮りながら帰ったのだが、面白くていつまでたっても家にたどり着かない。

もしいきなり年収が10倍に増えるようなことがあれば(写真集が売れるとかね)絶対買う。普通のM9じゃなくてモノクロームのほうがいい。だって古くならないんだもの。

モニターは相変わらず見づらいし処理速度も遅いがそんんんなこと些細なことだ。

ライカのM型がなんでいいかといえばピントがきっちり合うことだ。開放で撮っても驚くほど合っている。

感度を1600〜2500ににすると、ノイズではなく粒子が出てくるのに気がついた。これが美しい。しかし、いかにスバラシイとはいえ軽自動車一台のカメラを買うわけにはいかない。

ネパールに何を持っていくかは当日の朝まで決まりそうにない。