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占いってあんまり好きじゃない。おみくじは20年以上引いてない。でも星の巡りっていうとなんだかありそうな気がしてくる。

守護霊って言葉は中学生の頃ツノダジロウの「うしろの百太郎」で覚えた。

近頃前世って言葉が流行っている。美輪さんが言い出してからなんだか市民権を得た気がする。ほかの人が言うと「胡散臭い」なのに美輪さんが言うと「そうかもれない」ってなるのが面白い。

妻が「前世見てくれる人がいるって。見てもらおうよ」と言ってきた。

妻の友人が紹介してくれるそうで(僕も妻も連絡先を知りません)、その筋では有名なんだそうだ。そういうのって… 嫌いじゃない。

診てもらう場所は駅前のスタバ。隣の人に丸聞こえ。びっくりしただろうな、結構すごいこと言ってたから。

その人が見えるのは守護霊と、ついている近親者。それと前世で経験したイメージが映像で見えるんだそうだ。

で、僕の守護霊は正座した日本の武士と、浅黒い色のアジア人で本が周りにうず高く積んでいる人らしい。

性格は一人じゃいやだけど、つるむのは嫌いで、人と同じことをするのは大嫌い。会社勤めはまったく向いていないそうだ。3年間勤めたといったら「それはすごい」って。

カメラマンだって言ったら、今の仕事は合っているんだそうだ。「文章書くといい」「人に教えるのが向いている」とも。

実は半分「???」という部分もあって自分の情報はほとんど伝えてなかった。

でも流石にその辺は当ててきた。本当は全部自分のことを晒すともっとわかるらしい。

なぜ自分があちこち行きたがるかは母の父親のせいらしい。「旅するカメラ3」に書いたスーパーイコンタの祖父だ。満州で亡くなった祖父が、もっと色々なところに行きたくて指令を出しているんだそうだ。これには納得。

過去のことはわかっても未来のことはわからないはず。だから「将来どうしたらいいですか」といった質問はしなかった。そもそも聞きたいことがなかったというのもある。

僕のことに関しては何も驚くべき事実というのは出てこなかった。診てもらった結果は一言で言うと「このままでいい」とありがたいような面白くないような結果。

その後診てもらった妻の過去には悲しい出来事が。非常にドラマチックだ。それが原因なのか、確かに思い当たる節はある。

「魂に傷を持つ女」というのが今の妻のキャッチフレーズだ。なんだか演歌だな。