グループ展が終わるといつも太ってる。ラーメンだな

本日、ワークショップ2B31期32期グループ展が無事に終了しました。ご来場の皆様ありがとうございました。

土曜夜のパーティは人出が少ないだろうと考えていたけれど、いつもと変わらず多くの人がグループ展のお祝いに来てくれた。

土曜日は偶然、僕の50歳の誕生日だった。パーティの半ば、突然ケーキが用意され、その場にいた全員の「Happy Birth day」の歌が会場に沸き起こった。

始めは照れくさかったのだが、徐々に鼻の付け根がキュッとなって涙腺が緩んできた。こんなにたくさんの人からお祝いしてもらった誕生日は初めてだった。皆に「おめでとう」と言われて、おおげさに言えば生きている理由が確かめられた。

本当はグループ展を中止しようかと思っていた。もし強い余震があったら、交通網に乱れがあったら、そもそも見に来てくれる人がいるのか。最後の最後まで悩んでいた。

僕自身、自分の写真の意味を考えざるを得ない事態となった。果たして自分の写真は何かの役にたっているのか?別に何の役にも立っていないんじゃないか?このような事態においては無力な存在ではないのか?

報道や記録の写真なら必要性を感じられるが、風景やましてスナップ写真なんてそんなものなくても生きていくのに何も困らない。

会期前半の火曜日、水曜日は会場はガランと寒々しかったものの、木曜日から増え始め、最終日は終日多くの人で賑わった。

来てくれた人たちは「外に出るのがおっくうになっていたけれど来てよかった」と言ってくれた。会場には笑顔があふれていた。たくさんの人と会って、たくさんの話ができた。

いつだって、どんなときだって、僕のできることはひとつ。

「写真の話しようよ」。