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青森の下北半島を、3日間かけて八戸から一筆書きを描くように一周してきた。

初日は恐山の入り口にある薬研温泉に泊まり、翌日は大間に出て、津軽海峡を周りこむように海岸線沿いにむつまで車を走らせた。

東京は大雪だったというのに、驚いたことに下北半島に雪はほとんどなかった。風が強いから雪が飛ばされると聞いたことがある。

車を使って撮影にいくことはめったのに無いのだが、下北だけは交通網の関係で車がないと身動きがとれない。トヨタヴィッツを借りてグルグル走り回った。

残念ながら今回は天気が悪くフィルムの消費量も少なかった。3日目は朝7時から動いたものの1枚も撮れずじまい。結局全行程でブローニー8本弱。

でも今月撮りにいけたことで気持ち的にはすっきりした。僕の写真は、とにかく外に出なければ撮れないものだから。

次の角、その次の角と、まだ見たことのない何かを探しに行っているようなものだ。

はたから見ればいつも同じことを繰り返しているように思えるかもしれないが、僕自身はいつも新しいものを追い求めている。

それが青森にあるかどうかは分からない。分かっているの「行かなきゃ撮れない」ということだけ。

今回はローライの1眼レフSLXを使ってみた。東京だと大きいと感じるシャッター音と巻き上げは、下北だとちょうどよかった。もし今回2眼レフのフレックスだったら違ったものを撮っていたかもしれない。

同じローライで、同じ80mmのレンズなのに撮るものは違ってくる気がする。フレックスを通して見た下北と、SLXを通して見た下北。どのように違うのかプリントが楽しみだ。