ヨドバシカメラにコダックの印画紙が少量入荷したというので買いに行く。が、既にすべて売り切れ。
そのあおりかフジのカラー印画紙も光沢の六つ切りが在庫切れを起こしている。
モノクロ印画紙とカラーの薬品だけを購入。暗室用品売り場は書籍コーナーが半分近くを占めてきて、専用売り場の廃止は時間の問題となってきた。
自転車で行ったのでニコンサロンとコニカミノルタギャラリーへ。コニカでは渋谷敦志写真展「明日があるから」の最終日だった。
渋谷さんにドキュメンタリー写真について話を聞く。ドキュメントと写真が段々離れていっているような気がしていたからだ。多くのジャーナリストはスチールカメラからムービーカメラに持ち替えている。
ここにきてデジタルカメラの多くにムービーが組み込まれてきてムービー撮影は特殊なことではなくなってきた。音がついて、動きがあって、何か伝えたいことがあったならムービーのほうが説得力がある。
渋谷さんもムービーの依頼仕事があるそうだ。それでも「写真」にこだわる理由はと尋ねたら「写真が好きだから」
あたりまえでもっとも納得できる言葉だった。
荷物を抱えて自転車でフラフラ帰る途中冬青ギャラリーへ。井本さんはポートフォリオレビューでいそがしそうだった。
これで作品を見るのは3回目。ゆっくり全ての資料に目を通す。
細江賢治さんとのトークショーの申し込みは順調だそうで、早くも20名ほど集まっているそうだ。定員があるので早めのお申し込みを。
写真集コーナーで田中亜紀の新写真集「泳ぐ太陽」を見つけて購入。
冬青で2枚オリジナルプリントを買っているので2割引きで買うことができる。たしか5枚以上プリントを購入すれば最大で5割引きになるはず。これはかなりお得なシステムだ。
新作は桜だった。小さいサイズの写真集。かばんにそのまま入れて帰る。