グループ展終了。ご来場ありがとうございました。

ひさしぶりに自転車に乗って2Bに向かったら通りの桜が満開になっていた。桜が咲いていることなんて今日まで気がついていなかった。
ワークショップ32期の募集は定員に達しました。次回募集のアナウンスは7月頭になります。

ワークショップ2Bグループ展は無事終了。最終日だった昨日も終日たくさんのお客さんで会場は大入り満員でした。そのためゆっくり見ていただくことができなかった皆さん申し訳ありません。
何も副賞が出ない「渡部さとる賞」は、2Fが小部屋で大型展示を行った白神さん、3Fは11×14インチのカメラで東京を撮った宮脇さんでした。決め手は「1週間見ても飽きない」につきます。

5時に終了し、額を外し後片付けを済ませると元の白い壁の部屋が現れる。その瞬間、この1週間が存在しなかったんんじゃないかといつも思う。

「グループ展なんてやるもんじゃない、個展じゃなければ意味がない。写真展は一人でやるもんだ」ワークショップを始めたときグループ展を希望していた1期2期の人たちに言っていた。

その頃はこだわりが強くて、何をするにも「こうでなければならない」というものが自分の中にあった。
でも目を悪くしたことを境にこだわりはどんどん減っていった。

「グループ展やってみようか」今までの言葉を翻して2004年の7月、梅雨があけた頃の1週間神楽坂のアユミギャラリーで第1回のグループ展をひらいた。
信じられないくらい楽しい1週間だった。
それから年2度のペースで続けている。
モノクロでもカラーでもデジタルでも銀塩でもいい。統一テーマはもうけない。今まで撮ってきたものをまとめるんじゃなくて撮り下しのものを出す。参加できるのは一度だけ。

不思議なもので自由であるにもかかわらず、その期その期の特徴が現れてくる。というよりも、もしかしたら僕の考えが現れてきているのかもしれない。ワークショップで「僕は写真をこう考えている」ということを伝えているわけだから。
今回の展示は今までと変わった気がするとたくさんの人に言われた。ということは僕の考えが変わってきているということかもしれない。
次回は今年9月のシルバーウィーク期間中です。
その準備は今週から始まります。