三東で生餃子のお持ち帰り。家で焼いても旨い。

面白そうな写真展。
「最古の写真撮影作品集展」http://fujifilmsquare.jp/detail/10010401.html

1839年にフランスのダゲールが正解で初めて銀塩写真を発明し、その翌年1940年にはタルボットが紙ネガを使うカロタイプを考案する。カロとは「美しい」という意味だ。

実はダゲールの前に銀塩写真の定着に成功していたという話もある。ダゲールのダゲレオタイプが銀板を使った1枚物に対し、カロタイプは紙ネガを使ったネガポジタイプのため複製ができた。

そのためプリントを綴じた世界で始めての写真集が作られた。それが「自然の鉛筆」。写真師の教科書の一番最初に出てくる。残念ながら今回の展示は複写プリントのようだ。

当たり前だが歴史的に貴重なものだから一般ギャラリーでの一般公開は無理だ。紫外線に当てたらあっという間に退色していくはず。でも複写でもその当時の写真の考え方が見えてくる。

タルボットの紙ネガは数年前オークションに出されて、それを杉本博司が落札したことで話題になった。彼はそれでプリントを作っている。落札価格は杉本事務所の1年分の収益と同じだったそうだ。

リコーのGXRに新しいレンズユニットが追加された。高倍率ズームと28ミリ単焦点。28ミリはAPSCサイズのCMOSで、ズームは裏面照射型になっている。

レンズによって最適のセンサーが選べるのがGXRの特徴だ。次にはおそらく35ミリが出るんじゃないだろうか。

センサーが大きいメリットは50ミリで体験済み。28ミリAPSCのGXRとコンパクトサイズCCDのGRD3とどう違うか気になるところだ。

近頃小型でレンズ交換のできるシステムカメラが主流になってきた。ソニーも出すようだし、一眼レフメーカーも無視できない状況になっている。

火付け役のオリンパスはボディのバリエーションが3種類に増えたがレンズが増えないのは残念。使っている人はライカのレンズで遊んでいる人が多いかな。

オリンパスEーP2を使っていて不思議なことは、単焦点よりズームのほうがよく写る気がすることだ。自分だけかなと思い、使っている人に聞いてみたら「あのズームいける」という声を皆から聞く。

単焦点のほうが優れているというのは、もはや思い入れにすぎないのかな。それでもE-P2にはいつも17ミリ単焦点をつけているけどね。