砂町銀座の「銀座カフェ」かなり好みだった。

今年に入ってから初めての雨。しかもみぞれ交じり。なのに外の取材。

作家の人と一緒に下町をバスで巡るのだが、途中から雨と寒さで早々に切り上げになってしまった。残りは後日。

編集者に「ニューヨークより暖かいでしょ」と言われたが、申し訳ない、東京もかなり寒いです。ヒートテックの上下を着込んできて正解。

シカゴで撮ったGRDの画像をPCで開いてみてちょと驚いた。かなり「写っている」。撮影したときは気がつかなかったが、PCで展開してみると厚みのある絵になっている。

この「厚みのある」という表現は単によく写っているというレベルから、一歩余裕があるレタッチしても画像が崩れないという感覚だ。GRD3はとてもよく写るがレッタチして自分の好みのトーンに変化させることは難しい。撮った瞬間が全て。濃度もコントラストも色味もカメラ任せが一番きれいだ。

でもGXRに33ミリマクロのセットだとカメラ任せから、後処理によって自分の好みに変化させることができそうだ。GRD3はポジ、GXRはネガだと考えると分かりやすいかもしれない。センサーサイズの大きさが影響しているのだろうか。

こんなことならもっと撮っておけばよかったと後悔するほどだった。なんか無口な彼は本当は凄かったみたいな。無骨で少々とっつきづらいが付き合ってみたら信用できるというか。

ズーム君はキビキビ動いて一見いいやつに見えるが33ミリ君は動きが鈍くてどんくさい。でも長く付き合えるのは不器用な33ミリ君のような気がする。

よく「カメラなんてなんでも一緒」という人がいるが僕はそうは思わない。だって写真はカメラが撮るんだから。やっぱり付き合うやつは尊敬できないと。