東京は暖かい。

東京なう(笑)

朝起きたらシカゴの町は雪に覆われていた。ホテルに迎えにきてくれたドライバーに「空港までどのくらいかかる?」と聞いたら、(もちろん英語で笑)「渋滞がなかったら30分で着くよ」と言われる。

ところがハイウェイに入るとものすごい渋滞、ノロノロとしか動かない。30分たったところで「後どのくらい?」と聞いたら「後25分ぐらいかな」。で、また25分後に聞くと「もう25分はかかるよ。渋滞がひどい」。時間にゆとりは持って出たもののちょっと焦る。

結局1時間半かかって空港に到着。しかしカウンターがガラ空きで、イミグレーションも荷物チェックもあっけなく終わり余裕でサテライトにつけた。ニューヨークでも言われるほど混んでなかったし、フィルムを持ち込んでも平気だったかな。

早く着いたのに雪の影響で出発は1時間延びた。サテライトのお土産さんでラジコンヘリコプターのオモチャを購入。3000円くらいだった。小さいけれどちゃんと浮く。日本で見たことがあってずっと欲しかった。今までは理性が働いて買いきれなかったが、ここはアメリカだし(笑)

3泊5日のうち1日シカゴで自由時間が取れた。雪は降っていなかったものの、ニューヨークより体感温度が10度は低い。歩いていると顔がこわばる。でも案内してくれた人に言わせると「今日は暖かいほう」寒いと顔が完全に固まるそうだ。

シカゴ郊外のフランクロイドライトが最初に建てた自宅と事務所を使った記念館に行ったり、その近くにあるへミングウェイの記念館にも。二人は同じ時代にシカゴに暮らしていた。ライトの子どもとへミングウェイは友達なのだそうだ。

残念ながら寒いのと曇り空なのとで思ったようには写真は撮れず。でも最後に寄ったハンコックビル最上階から見たシカゴの夜景は素晴らしかった。ちょうど日没の頃にバーに着き、日が暮れていくのを見ることができた。

クリスマス用の街路樹の電飾が道路をオレンジ色のラインに変えている。この時期しか味わえないゴージャスな夜景。昔はよく100万ドルの夜景と言ったものだが、これは1000万ドルくらいの価値がありそう。

成田からの帰りも渋滞していて事務所に寄るのはあきらめて帰宅。問題は今日時差ぼけなく寝れるかどうかだ。