EP-2がやってきた。

借りたGXRも満足に使えてないのに、EP-2まで借りてしまった。どうしよう。今話題の2台が目の前にある不思議。

以前GF1を借りてからずとEP1が気になっていた。周りにEP1を持っているのが多いのでたまにいじらせてもらうのだが、使い込むまではいたっていない。

EP1で撮った女性写真家の写真展で、大野葉子の撮った写真がとても印象に残っている。http://www.olympus.co.jp/jp/event/woman-ep1/ono/

モノクロームモードで撮って、オリンパスのソフトでトイフォト現像したというが、ディティールが壊れていなくて厚みを感じる写真だった。エフェクトをかけた絵作りは僕のの得意とするところではないが、これはやってみたい効果のひとつだ。デジタルならではの表現かもしれない。

フォトショップでもできるだろうが、完成度は意外とこのソフトに依存したほうが高いかもしれないと感じる。

箱から出してセットアップしてみる。例のEVFを取り付けるとその形が何かに似ている気がする。ああ、あれ、ライカM用のビゾフレックスだ。

ストラップをつけるのももどかしくスイッチを入れEVFを覗いてみる。デカイ、クリア、細かい。横にいたアシIも覗いて驚いていた。かなりの完成度。まるで光学ファインダーそのもの。

バランス的には37ミリよりもズームのほうが合うかもしれない。近頃は一眼レフじゃなくてEVF一眼カメラが主流になってきた感がある。

果たしてGXRとEP-2ちゃんと使いきれるのか?

来年度の『デジタルカメラマガジン』で組み写真の部の審査をやることになった。そこで選者プロフィールとして6ページで写真を載せることに。「どんな写真がいいですか?」と編集長に尋ねたら「新しく東京を撮ったものがいいです」とリクエストされた。

デジタルカメラマガジンだから、と思って最初はデジタルで撮ろうと考えたのだが、結局はローライとハッセルになってしまった。もちろんフィルムと印画紙だ。

怒られるかなと思ったが「デジタルか銀塩かはこだわりません」ということでOKが出た。以前デジフォトに出してもらったときはローライで撮った「da.gasita」のモノクロだった。両編集長とも太っ腹である。

おそらく、両紙に銀塩で作品を載せた唯一の写真家かもしれない(笑)あるとすれば森山大道さんくらいかな。