土曜日、5時には会場にいますが2階で用事あり。

昨日も汗だくでギャラリーに向かう。阿佐ヶ谷と江古田と中野をグルグル。iphoneでもPCメールの送受信ができるが携帯メールになれてないので、わざわざ事務所まで出かけて事務処理をしている。なので返信が大幅に遅れてます。すいません。

夕方5時過ぎに写真家の北井一夫さんが来てくれた。僕のとても好きな写真家のひとりだ。北井さんは何周もしげしげと見てくれた後、「渡部くんはこの写真とこの写真、どっちが好き?」と展示してある2枚を指差した。

「う〜ん、どっちと言われても」と迷っていると北井さんは「うん、こっちがいいな。これ買います」。遮断機が大きく写っている写真だ。「前回の米沢より今回のほうが僕は好きだな。前のはちょっと重かったから。この軽い感じがいいんだ」

いつも言っているがプリントを買ってもらうのは千のほめ言葉より重い。「あの」北井さんが買ってくれたという事実は僕にとって大きな財産になった。プロフィールのコレクション欄に加えたいくらいだ。

今回の写真展は撮って出しに近いものがあって、展示は胃が痛かった。でもこれですっきりした。今の自分の写真が認めてもらえたのは嬉しい。