27期募集は残り数名。

ボストンのギャラリーとのやりとりはまだ続いていて、話が段々込み入ってきた。ギャラリーからくる質問を答えて返信を出して、またそれについて質問が来るという感じ。

会って話せば1時間で済むことなのだが腰を軽く動けない時間的、そして経済的な問題がある。もちろん英語もそうだが。

でも英語メールでのやりとりには苦痛を感じなくなった。半年前突然目覚めた英語熱は必要が後押しをして続けることができている。

EOS5DMark2はまだきちんと使っていない。説明書は読まなくても理解できるくらい5Dと同じインターフェイスだ。

24-105ミリISズームつきの初代5Dセットが新品24万円くらいで売っているらしい。それはそれで賢い選択のように思える。

オリンパスから新しく出たE-30のカタログをもらった。宮崎あおいリリーフランキーが出ている。このふたりの関係は親子なのか恋人なのか不倫なのか微妙な設定だ。リリーフランキーと僕はたしか同い年。

リリーフランキーがキャラクターとしてふさわしいかどうかは別にしてカタログの中にあった「アートフィルター」という設定にものすごく引かれた。

だいたいそういった設定というのはおまけ的なもので使い物にならないことが多いのだが、「トイフォト」や「ライトトーン」モードは十分いけそうな気がする。

この設定をフォトショップで作ろうと思ったらかなりの手間を要するはずだ。処理エンジンをカメラ内に別に設けているというのを知って気合の入れ方が本気だと感じた。

デジタルで仕事をするようになって、自分の写真が以前のカラープリント時代に比べて色やトーンがノーマルなほうへ流れていっているのを感じる。デジタルでエフェクトをかけたものはどうしても不自然さを感じてしまうのだ。

しかしE-30のカタログを見る限りアートフィルターモードは使ってみたいみにさせる。

フィルムを選ぶようにカメラを選ぶ時代がとうとうやってきた。

問題はフィルムのようにカメラを買い換えられないということだが。