フォトビエンナーレ quai photo

今日でパリ4日目。朝7時でもまだ真っ暗だ。

パリへは定刻どおり到着。バスでアパートがあるオペラへ。今回は1週間単位で借りれるキッチン付のアパートを借りている。

ひとりで暮らす分には十分な広さがあり、バスタブもや洗濯機もある。外食だと1食2千円はくだらないヨーロッパではキッチン付はありがたい。パリの中心であるオペラから徒歩2分で9000円だ。物件は「パリ生活社」というサイトで申し込んだ。

さて、肝心のオープニングパーティだが、あれほど着るものに悩んでいたが、結局ヨーロッパ人は黒は着ているもののラフな格好も多かった。

そしてそこで初めて今回のケ・ブランリー美術館主催フォトビエンナーレ「quai photo」の趣旨が分かった。世界35カ国から70名の写真家を選んでいるが、アメリカ、フランス、イギリスなど写真先進国以外のアフリカ、アジア、南米、中東を中心に選んでいるのだ。

世界で埋もれている才能を発掘紹介するのが目的だということだ。中国、インドからの参加も多い。数十名のキュレーターによって各国から写真家をピックアップしている。

日本人は僕ひとりだけだった。「日本は写真の先進国のひとつだ。だから我々は日本からひとり選びたかった」と言っていた。それがアルルでたまたま引っかかった僕なわけだ。

パーティ当日は朝9時半集合だったのだが、あいにくの土砂降りで予定されてした美しい庭園でのパーティが中止になってしまった。

テレビなどの報道関係者が取材にきていてゲストで来ていた文化大臣にインタビューをしていた。

アルルでは言葉が思うように通じず大変だったのでパリでは現地に住む女性に通訳をお願いした。おかげで色んなことがわかり楽しむことができた。