アルルの次は東川

「旅するカメラ3」効果のせいか、ワークショップ募集はあっというまに埋まってしまいそうだ。
現在、午前1名、午後2名の空きがあります。

今日土曜日はギャラリー冬青最終日だが、ワークショップの後、そのまま北海道東川の写真フェスティバルに参加するため会場にいくことができない。

27日までで写真集「「traverse」は、会場内だけで200冊を販売した。5000円もする本を買っていただいた皆さんありがとうございます。生活になんの役にもたちませんが、写真集を見ることで気持ちが豊かになってもらえれば嬉しいです。

写真集は1500冊しか刷っていない。1年間ですべて売り切る計算だ。気がついたらもうなくなっているのが写真集。お早めに(笑)http://www.amazon.co.jp/traverse-%E6%B8%A1%E9%83%A8-%E3%81%95%E3%81%A8%E3%82%8B/dp/488773073X/ref=pd_sim_b_4_img/503-7713980-8555146?ie=UTF8&qid=1184471632&sr=1-1

会場に評論家の竹内万里子さんが来てくれた。アルル写真フェスティバルに7回も参加していると聞いていたので、是非話を聞いてみたいと思っていた。

アルルに行く前には見つけられなかったが、竹内さんがアルルについて詳しいレポートを書いている。http://www.dnp.co.jp/artscape/view/focus/0207/takeuchi_1.html

1回行っただけで金銭的にも時間的にも大変なのに7回も行っているとは。実体験したアルル変遷の話は面白かった。最初に行った時はまったく日本人の姿はなかったそうだ。それから彼女がアルルについて伝えてきたことで、わずかながらも日本人が増えてきた。僕らもその一人だ。

アルルの良いところは「誰にでも平等にチャンスが与えられる」ということだと言っていた。そして外国とコンタクトをとりたいと相談してくる写真家には「アルルがあるよ」とアドバイスしているという。

「パリフォト」とはどういうものか、ということも教えてもらった。パリルーブル美術館地下会場で、4日間だけ開かれる写真フェアのことで、所狭しと1万点を超える新旧様々な作品が展示される。それを前に商談をする場所なのだそうだ。http://www.parisphoto.fr/

残念ながら今年参加する予定のケ・ブランリー美術館ビエンナーレのオープニングパーティが10月29日なのでパリフォトは見ることができない。でも一度は見てみたいイベントのひとつだ。