昨日夢見が悪いと書いたら夢判断のサイトを教えてくれた人がいた。http://dream.kdn.ne.jp/input.html
ちなみに「ニューヨークで古いカメラを買って後悔した」と入力してみた。
結果は「あなたの夢は、穏やかで、安定した日々をさしています。何の不自由もなく争いもなく、幸せな日々がしばらく続きます。周りが、あなたにたいして、つくしてくれますから、感謝の気持ちを忘れないようにしましょう。言葉に表して吉です。」
と出てきた驚いた。確かにそう言われればそんな気もするし…とりあえず金銭運がいいと出ていたので信じよう(笑)
NHKの「トップランナー」という番組に写真家の本城直季が出ていた。
昨年突如彗星のごとく現れ、今年発売された写真集「small planet」は増刷を重ね、おそらく今もっとも売れる写真集になっている。複数の企業のポスターになっているのを見たことのある人も多いだろう。
現実の世界を撮っているのにまるでミニチュアのように見える不思議な写真。シノゴの大型カメラを使ってピントの合う範囲をアオリ操作でコントロールすることで作られている。
この「逆アオリ」の手法は大型カメラを使っている人にとってはなんの珍しさもないが、そのありふれた技法を使ってまるで別のものを作っている。
海外の作家にも同じようなことをしている人がいる、と揶揄する声もあるが、あの精巧なミニチュアの世界は彼だけのものだ。
写真集を見ていて気がついた。あの写真はピント面の操作さけではなく、ライティングにポイントがある。
ジオラマ模型の撮影をするときと同じように、直射の方向性のある光を使って斜めから当てる。太陽で言えば晴天の1時から2時くらいの光で撮られているのだ。そのライティングがミニチュア感を増している。
番組で見た本人は、小さな消え入りそうな声で話していた。押しの強そうなそぶりはまったく見えない。リュックにシノゴを詰めてひとりで撮影していた。
売れっ子写真家とは思えない振る舞いになんだか親近感を覚えたのだった。