体重が2キロ減ったら肩こりが少なくなった。

ハワイで撮った写真を使った本の著者打ち合わせ。作家の言葉と僕の写真で構成される。

編集者が仮構成したものを、作家を交えて確認していく。文章に写真が寄り添う形ではなく、おのおのが独立した形になればいいとということになり、もう一度差し直しになった。9月の末にはできあがる予定。

南青山のギャラリー「ときの忘れもの」では「Eros&Khaos,X氏写真コレクション」をやっている。http://tokino.lib.net/tenrankag/izen/tk0609/X-photo.html

コレクターのコレクション展というのは、その人の趣味性が色濃く出てくる。今回のX氏もある流れに沿ってコレクションしているのが分かる。マッチョとヌードが軸だ。

写真家中藤毅彦氏から、広げたらポースターになるような巨大な写真展案内が届いた。昨日5日から、四谷三丁目のギャラリー「ニエプス」と「ロータスルート」でロシアと上海の同時展示をやっている。

どちらもロールペーパーを使った巨大プリントが目を引く。上海の夜景は圧巻だ。

どちらもいいが、好みとしてはロシアがいい。中藤毅彦という写真家は政情不安定な場所がよく似合う。

まるで80年代映画の近未来都市のような雰囲気がある。想像しうる「ソビエト」がそこにある。

来週12日から新しく写真ギャラリー「bauhaus」がオープンする。http://gallery-bauhaus.com/top.html

オープニング展示は清家冨夫氏だ。僕が10年前に氏の写真展を見て、そのプリントの美しさに衝撃を受け、彼と同じ印画紙を使うことで少しでも近づこうとした作家だ。

ギャラリーオーナーの小瀧さんに最初の展示は誰がいいかと相談をうけたときに、一も二もなく清家さんがいい、と進言していた。それがかなう形になったのだ。

今日、展示準備をしている清家さんにお会いすることができた。どれだけ清家さんの作品が好きかということを伝えることができただけで満足。

清家さんの作品は、ほとんどの作品をライカで撮られている。ライカを使う理由がある作品ばかりだ。

僕は残念ながら参加できないがギャラリー・トークが9月17日(日)18:00からある。(参加費:2,000円 要予約・メールにて予約受付中)

渡部さとるの写真が好きだと思ってくれているかたは、是非12日月曜日からの展示を見て欲しい。ライカを使ってトライXを使って撮る、最大限のプリントが見れる。

眼福とはこのことを言うのだと思う。