3年前に始めたワークショップも17期になり、参加人数も200名近くになった。
最初はひとりでも応募があったらやろうと思っていたのに、こんなに続くとは思ってもいなかった。媒体に告知を載せるわけでもなく、チラシを配ることもなく、ただただこの日記での募集なのによくぞここまで続いたものだと驚く。遠く大阪や北海道から通ってくれた人もいた。
土曜日は17期のポートレート実習の日だった。カメラマン役とモデル役を両方体験することで、撮られるほうの気持ちも分かってもらう。ポートレートとは、撮られる側が撮られることを意識して写っている写真のことなのだ。
終了後、エプサイトとギャラリー冬青に皆で行く。エプサイトは今もっとも活躍している写真家の展示で、写真家のインデックス的な見方ができる。
エプサイトのインクジェットのプリントは、オリジナル未満、印刷以上の印象を受ける。その中で桐島ローランドのモノクロがよかった。最終出力をインクジェットで想定して作られた作品のように思える。
冬青ではハービー山口写真展「FLIGHT TO EUROPE」をやっている。http://www.tosei-sha.jp/gallery-top.htm
7年ぶりというヨーロッパの風景は、なんだか米沢を思い出させる。入り口近くの雪の風景のプリントを1枚購入した。切なくて、でも暖かい写真だ。
